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カテゴリ:オイル雑学( 77 )

ちょっと気付いたこと

 こんばんは。やはり深夜に書く記事はろくなことがないですね。前回の記事では最後に変なことを書いてしまい申し訳ありませんでした(汗)読まれた方は寝言だったと思ってください。最近非公開の記事が多い気がします。もう歳かなぁ。ただ、ここ最近のオーバーフロー気味な雰囲気から自分がもう一人か二人いたらなぁと思うことが多くなり、それならばうちのお客さんならば・・・とふと思ったわけです。あくまでもふと・・・。実は最近はオイル相談ならぬオイル屋になりたい相談も少なからずあるのです。そんな方々に僕から言えるとすれば「やめときなはれ」です。そういう意味も込めた前回の記事でした。

さてそんなことはどうでもよくてですね、皆さんに少しでも正確な情報をお伝えしたくて色々と調べているのですが、オイル界のベンチマークでもあるmobil-1の中でも全方位の規格を網羅していることで有名な5W-30のESPの代表性状を閲覧していてあることに気が付いたんです硫酸灰分が0.8%となっているではありませんか・・・。え?うそ?と思い改めて規格を見てみるとやはりJASO-DL-1が消えていました。恐らくACEA C3(2016)の絡みだと想像するのですがここの皆さんはESPユーザーの方も多いかと想像しますので既に周知ではと思います。僕は滅多に他社様のサイトとか見ないのでさっき気が付きました^^;。いやはやしかし本当にちゃんとしてるメジャーですよね。ちなみにmobil-1ともなると添加剤はパッケージではなく独自コンポーネントだそうです。当たり前のように思えますが凄いことです。中々無いですよ。

本来なら今頃は東京にいるはずなんですが、何しろこんな状況なので断念せざるを得ませんでした。僕なんかにしてみたら恐らく二度とないチャンスではあったのですが歩く無計画ですから仕方がないですね。笑ってやってください。

エンジンオイルはいよいよ超低粘度時代に突入しますね。政府は自動車メーカーに対して更なる低燃費化を促しました。この先内燃機ってどうなるのでしょうか・・・。僕の個人的な読みではあるのですが消費税の増税が騒がれていますが揮発油税ってけっこう馬鹿にならない税収なのです。だから内燃機そのものは永続するのではないかと想像します。メルセデスとかマツダは直6に注力しているみたいですし内燃機への意欲はまだまだ冷めていませんよ。

ところでF-1の世界では1年間のアップデートに占める燃料と各オイルによる向上率がなんと21%にもなるのだそうです。勢力図からするとペトロナスということになるのでしょうか。MOTO-GPもヤマハのサテライトのペトロナスの調子が良いような気もします。ただどのメーカーも添加できる素材は厳格に規定されているので特異なものは使われていないと想像するのですがなんと20万通りのフォーミュレーションを駆使しているのだそうです。ワオ!しかも専属の技術者だけで50名・・・。泣けてくる(涙)オイラも入れて欲しいww

50人も居て何すんの?って感じですが必要なのでしょうね。2名くらい当社にまわしてくれよって感じです。まぁあらゆる意味で超シビアにやっているのでしょうね。ドライバーからメーカー、各サプライヤー全てが超ハイレベルなことをやっているのがF-1でありMOTO-GPなのだと思います。

先日のムジェロにあのシャルルルクレールが観戦に来ていたそうですがMOTO-GPのコーナリング速度を観て衝撃を受けたそうです。もちろんコーナリングの速度はF-1のほうが格段に速いのですが2輪で・・・ということで驚いたのでしょうね。

まだまだ書きたいこと山ほどあるのですが今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2019-06-13 00:42 | オイル雑学

例えば同じメーカーの同じ規格の同じ粘度のオイルで価格が違う理由

 こんばんは!暑かったり少し涼しくなったり夜は少し寒かったりでおかしな気候ですね。そしてあれよあれよという間にもう5月も終わりかぁ・・・。早すぎる・・・。この分だと還暦まであっという間な気がする今日この頃です。いつまでも気分だけは若いのですがねぇ。でもここ最近のブログですが書いた内容をほとんど覚えてないんです。恐らくウトウトしながら書いているんだと思います。まだ同じことを何度も繰り返し書いていないだけましかな。以前に一度だけそんなことがあってお客様から心配のメールが届いたことがあります。

さて、こちらは週末の日曜日に開催される「航空祭」の予行演習が毎日上空で繰り広げられており思わず空を見上げてうっとりしています。我々男子にとってやはり航空機(特に軍機)はやはり究極の憧れではないでしょうか。編隊飛行のかっこよさったらもう・・・。今度生まれてくるときはパイロットになりたいと思わざるをえません。でも今年はブルーインパルスが来ないそうでちょっと寂しい気がします。くだんのF-35あたりが来てくれると大盛り上がりなのですがまぁ先ず来ませんね。ちなみにステルス機としては多機能(地対空)なF-35ですが空対空で最強のF-22ラプターと比べると価格的には約半分くらいなのだそう。もちろん桁は違うのですがラプターって高いんですね。うちのComp-ラプターも高いですけど^^;。

さてさて、素朴な疑問が今日のお題です。例えばA社というオイルメーカーがあるとして、同じSN/CF規格の5W-40でベースオイルもグループⅢ(VHVI)のみなのにどうして価格が違うんだろうと疑問に思われたことはないですか??以前の僕の解釈だとAPIのオンファイル(EOLCS)に登録しているか否かの違いなんじゃないかというアバウトな予想をしていたのですが実は1銘柄につき数千万円ではないかと思われた登録代は実は30万円くらいなのだそう。だから全く販売価格には影響しないと思われます。では何が違うの?ベースオイルも同じで特殊なFMでも使っているの?うーむ。確かに一部ではそれも考えられますが、こちら側(オイルを作る側)から見ていますと以前にも書きましたが安いオイルには安い材料しか使われていないということがわかるんです。で、中でも最も大きな違いを生み出しているのは粘度指数向上剤のレベルの違いだと断言出来ます。もちろんDIパッケの違いもあるのですが粘度指数向上剤のグレードの格差のほうが大きい気がします。一般的なものと高品質なものでは数倍の価格差があるのですから。

で、それはどうやって見分けるの?ってことになるのですが、良心的なメーカーだと価格差で判断出来ますが中には最低ランクの素材で規格だけ取って高く販売しているメーカーもあると思うので本当にブラックボックスな世界です。最も確実なのはメーカーさんに「このオイルはどのくらいのSSI(シアスタビリティインデックス)の粘度指数向上剤を使っているの?」と聞けばわかりますが、ラベルの張り替えが当たり前のこの業界では実際にオイルを製造している製油所でないと把握できていないと思います。ましてや末端の販売店ではわかるわけもなく・・・。謎だらけという感じです。もちろん使う側からすると少しでも安いほうに引かれてしまいがちですが安いものには必ず訳があるということを頭にいれておきましょう。

次回はこれをもとに代表的な例を上げて解説してみたいと思います。今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2019-05-31 00:22 | オイル雑学

分子量と粘度指数向上剤の関係

 こんばんは。平成も間もなく幕を閉じようとしています。最後なのでたまには役に立つ内容をお届けします(汗)普段はほぼほぼ愚痴に終始してしまってますからね。

今日は本邦初。少し難しいですが分子量から紐解く粘度指数向上剤と題してさらっとわかりやすく書こうと思います。オイルを語る上で実は避けて通れないのが分子量なのですが、これが中々難しく当然ながら学術レベルの科学知識を要します。おいおいそんなこと書くなよと怒られそうですが、そもそも分子量なんて書いてないじゃねぇかよ!ですよね。そうなんです。書いてないから皆さんには知る由もないのですが我々作り手には必須なのです。今日は先日から書いています粘度指数向上剤を分子量と比較しながら解説しますね。これはBクラスというよりはBの上クラスくらいでしょうかww。

先日の記事ではポリマーとは分子量が10000以上の高分子化合物だということを書きましたが一般的に粘度指数向上剤の分子量は10000~500000くらいなのでやはり化学的にはポリマーということが出来ます。では分子量が10000以下の低分子の化合物のことは何というかと言いますとオリゴマーと言います。ただこれについては明確な定義はありませんが分子量10000以下ならオリゴマーで構わないと思います。

 ここで多くの方がポリマーを嫌う要因としてせん断されやすいというイメージがあるかと思います。これを分子量で言うならその通りで高分子になるほどせん断されやすくなります。ただ高温での粘度低下は起きにくく加水分解もしにくいというメリットもあります。すなわち粘度指数が高くなるということです。逆に低分子の場合はせん断安定性は高いのですが粘度指数は低くなってしまいます。じゃあどうすりゃいいの?って話ですが要するに目指す性能によって分子量を操作することが必要になります。わかりやすくいいますとさじ加減です。そしてそのさじ加減を一手に担っているのが粘度指数向上剤というわけです。最新の粘度指数向上剤ではせん断されにくく粘度低下も少ない高性能なものが続々と登場しているのです。これはもう化学の賜物です。

よく雑誌の広告等でカーショップのオリジナルオイルと題して「独自に開発したポリマーによって・・・」とか書かれていますがそんなアホな・・・。一体どれほどの化学知識と規模と予算が必要になるかっていう話です。見る人がみれば大ウソだとすぐにバレます。オイルメーカー、いえ元売りでも作れませんよ。これは本当に餅屋の世界です。

と、ここで浮かぶひとつの疑問。じゃあノンポリマーって何なの?という興味津々な話題ですが、ひとつの見解としては先日のセールで販売したフルPAO+mPAOなノンポリマーの0W-30のように高粘度のmPAOを粘度指数向上剤の代用としたケース。ちなみにmPAO150の分子量は2500~3000と推測されますのでオリゴマーです。なのでノンポリマーとなります。

世に出回っているこの手の文献はほぼ基油を鉱物油(グループⅢ含む)とした場合のケースしか書かれていません。これらの常識を覆すのがグループⅤ基油であるわけですが例えばグループⅤを代表するエステルの場合、選択が難しく鉱物油のような確定的なフォーミュレーションがありません。それこそ各オイルメーカーの技術力と言えますし、恐らくは企業秘密な部分です。ただここでも分子量が大きな要素となります。またこれ以外にも様々な要素(指標)が存在します。私たちはグループⅤをチョイスする際にそのいくつかの指標を元に何が適しているかを探ります。僕が高機能な素材を続発させるのにはこういった背景があります。そのチョイス能力と調達能力はかなりのレベルに到達したと言えます。その中でも使いやすくて効果が著しい素材のみを出品しております。

 最後にノンポリマーなオイルってどんな場面で必要なの?と問われますと、ノンポリマーとうたえば高く売れるからそううたっているだけで実はノンポリマー=低分子のオリゴマーだったりするわけです。MSDSを見るとわかるのですがこの部分は「合成炭化水素」となっていたりします。合成炭化水素だと!!となるわけです^^;。なーんだ高粘度のPAOかと・・・。最近ならmPAOとか。先日も書きましたが言い方ひとつで色んな解釈が出来るというわけです。そして粘度指数が高いとせん断安定性が高いとは限らないということも先日書きました。

最後に安いオイルは何故安いかと言いますと基油は安いものを使い粘度指数向上剤も安いものを使い、パッケージも安いものを使っているから安いのです。つまりは安物で構成されているから安いのです。シンプルです。うちの場合は私の性格上安物は使いません。市販ベースも上質なものしか使いません。コストダウンの為と言いながら最高級のPOEをチョイスします^^;。うちで小売りしているVM(粘度指数向上剤)は粘度低下が起こりにくくせん断安定性も高い最先端のものです。

今日は平成の最後を飾るべく少しだけ掘り下げましたがまだまだ序の口です。でも皆さんには表面上わからない部分ですので僕たちがどのように素材をチョイスしているのかという一端を知って頂きたくて書いてみました。新時代からのオイルでは全ての配合内容を明記して販売します。なおかつうちに市販ベースを提供してくださるメーカーさんにはベースオイルの配合割合を明示して頂いております。これは凄いことです。明示してくれないメーカーさんとは取引しません。嘘なしでやりたいからです。

メルマガでもお知らせしましたが次期assenリリースとフェルスタッペン&ロッシ応援企画オイル及び新元号お祝いプチ定例セールを開催します。またオフィシャル会員の募集も開始します。詳細はこのブログでお伝えします。

平成は本当に有難うございました。明日からの令和の新時代もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)mかなり素敵なパンテーラを見つけましたのでこれで最後を飾ります
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by narrowde | 2019-04-30 23:31 | オイル雑学

ノンポリマーの意味を化学的に解説すると・・・

 こんばんは。昨日は東京で痛ましい交通事故が発生しましたね。被害者、加害者共に私自身の環境にあてはまるので悲痛な気持ちでいっぱいです。というのも私の父も不自由な足のまま運転しているからです。私が近くにいれば強制的に免許を返納させていくらでも足になるのですが悲しきかな遠く離れているのでそういうわけにもいかず。でも明日にでも電話して説得を試みるつもりです。父は昭和12年生まれですがこの世代の人はかなり頑固です。父はスカG党で7THスカイラインまで全て乗り継いできた人なのでどちらかというとMT派なのですが現在はスズキのkeiのATに乗っています。もうこれも古いですね。最後の車にしては少々かわいそうかなと思ったのですが。当時にしてももう拘りはなかったみたいです。またこの時代の人は本当に人間が古いので例えばタクシーチケットなんて渡しても先ず乗りません。だって乗り付けていない人が乗らないですよ。本人がいいと言えばこちらに呼び寄せても良いのですが誰もが地元で我が家で最後を迎えたいですよね。特にこの時代の人は。昨日の事故以来少々ナーバスになっている自分がいます。亡くなられたた母娘のご冥福をお祈りいたします。嗚呼・・・。

記事を読んでいると批判の声が大半でもちろん然りですがこの時代が怖いなぁと感じるのは即座に顔写真がアップされるんですね。今回は加害者が高級官僚出身でクボタの副社長まで務めた人だったというのもあるのでしょうけど下手な記者よりも投稿が速いのではないかという・・・。すげぇ時代になっております。その中でも加害車であるプリウスが「またか!」って感じですが個人的に思うのはそれだけ売れている車であるのだと想像します。台数が出てるんだから事故率が高いのは当然なのです。プリウスかプロボックスかハイエースかってくらい走ってますから。まぁでもトヨタのモリゾー社長には何らかのアクションを見せて頂きたいですね。何か出来るはず。

さて、そんな中とんでもないニュースが業界を駆け巡りました!!なんとJSB1000クラスの鈴鹿でホンダHRCの高橋巧選手が2分3秒台を叩き出しました!!4秒台でもレコード級ですがそれを1秒も上回るタイムです。この1秒は大きいなんてもんじゃないです。驚異的です。恐らくMOTO-GPのライダーでも簡単には出せないタイムです。ジョナサンレイでも5秒台ですからね。そして本日行われたレース1も高橋選手が独走優勝しました。中須賀さんにやっと追いついてきたHRCの高橋選手。はやいとこ海外に出てさらにステップアップしていただきたいです。中上選手も頑張っていますし。ホンダファンはたまらないでしょうね!!

ここでやっと本題です。というか本題が最も短くなりそうですが(汗)前回ちらっと告知したのですが我々がよく耳にする高級オイルの代名詞みたいになっている「ノンポリマー」これにこだわってオイルチョイスされている方々も圧倒的に多いのではないでしょうか。

私たちの間ではポリマーとは粘度指数向上剤として定着認識されているかと思いますが、ポリマーって粘度指数向上剤という意味ではないんですよ。化学的にはポリマー=高分子化合物というものでモノマー(単量体)が重合したもののことなんです。もう少し踏み込みますとその重合数が100個以上(分子量で10000以上)のものをポリマーと言います。

すなわちオイルの世界で言うところの「ノンポリマー」とは粘度指数向上剤を使っていませんよという意味ではなく「ポリマーは使っていませんが低分子化合物としての粘度指数向上剤は使っていますよ」という意味なのです。

おやおや・・・え?どういう意味?わけがわからんぞ!!という方のために次回はさらに踏み込んで中学生でもわかるように解説したいと思いましたがここから先はくだんの冊子で解説したいと思います^^;。

この業界は言葉のまやかしが多い世界です。例えばフルエステルにしてもフルにエステルを使っているという意味ではないということも以前に説明しましたよね。じゃあフルエステルノンポリマーって?もう皆さんならわかりますよね。まやかしです。直訳すると「完全なエステルで高分子化合物は使っていません」となりますが一般的な解釈は「ベースオイルはエステルのみで粘度指数向上剤は一切使っていません」という曲がった解釈がなされているのです。知らないというのは大変なことですね。

今日の大きなポイントはポリマーとは粘度指数向上剤という意味ではないということです。ここで大きすぎる誤解が生じています。

わたくしこの度世界最大シェアを誇る添加剤メーカー主催の会合にご招待を受けまして6月12日に東京に行くことになりました。ここでは元売り各社をはじめ各自動車メーカーの技術者、専業メーカーの技術者という国内の潤滑技術の英知がほぼほぼ終結するそうです(汗)小生がそんな場所に行っていいのかなとも思えるのですが胸を借りるつもりで行ってきます。ちなみに小生は高卒であります(滝汗)会合はほぼ英語だそうです(涙)そんなばかな・・・国連じゃあるまいし

 そこでちょっと告知ですがせっかく東京に行くのですからかねてからの念願のオフ会IN東京をやろうかと思うのですがどんなもんでしょう??ちなみに前回岡山で開催するけどどうですか?の時は悲しくもゼロでした^^;。6月の13日あたりで考えてみようかと思います。僕と話したいという人がおられましたら少数でもかまいませんので都会の夜をオイル談義で盛り上がりませんか。とりあえず投げかけましたので「いいよ!」って方はメールでもください。お会いしたこともない皆様に是非お会いしたいです。どうぞよろしくお願いいたします。さすがに東京ならゼロってことはないよなぁ・・・。それでは今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2019-04-21 02:09 | オイル雑学

AN、mPAO、PAOの効果的な使い方

 こんばんは!お花見の時期ですが冷え込んでますね。皆様お変わりありませんでしょうか。体調を崩しやすい時期でもありますのでどうかご自愛ください。

さて近年賑わいを見せておりますANやmPAOですが、過日の年始セールで販売した25周年オイルやフルPAO&mPAOの0W-30に不満を抱いている方が多いのではないでしょうか・・・。販売時のテキストでも説明したのですがこれらにはエフェクターは1滴も入っておりません。なのでそのまま使うとあまりインパクトの無いオイルです。ただ体幹という意味ではかなり強じんなオイルですので例えば最もコスト的にはTRILLなんかを加えて上げることで激変します。もちろん他のエフェクターならどれでもかまいません。要するにお互いを助長し合うのです。いわゆる相乗効果が得られるというわけです。

ではなぜこれらのみではインパクトが無いかと言いますと以前にも書きましたがこれらにはFM的な能力が無いのです。摩擦係数(潤滑性)では鉱物油よりも劣ってしまうのです。もちろんパッケージには何らかのFM剤が配合されていますが例えば車で言えばノーマル車と同じでアフターパーツで改良してやる必要があるのです。つまり私のようなオイル改質屋の役割は車やバイク業界でいうところのカスタム屋的な存在というわけです。私自身がそちら出身ですのでやっていることは何ら変わりがないのです。

そして僕の考え方としては当初来のVHVIベースで十分であるというスタンスにはブレが無く、そこからいかに効率よく改質するかが自分に課された命題だと思って常に取り組んでいます。もちろん効率という中にはくどいようですがコストという事も大きなウエイトを占めます。マシンと同じでいくらでもお金をかければ良いものは出来ますがそれならば他にもたくさんありますのでそこを何とかしたいというのが常に僕の脳内にうごめいているのです。性能面でも価格面でも結果を出さなければという使命感にかられているのです。

例えばオイル好きな方は頻繁にオイル交換をされると想像するのですが、それが日常使用の場合であるならばよほどのことが無い限りANやmPAOなんてものは不要でVHVIベースに何らかのエフェクターを配合すれば十分です。だってここの読者の方は別としてほとんどの方がVHVIのみのオイルを100%化学合成油なんて解釈で使っているわけですから、そこからするとVHVI+エフェクターのLiseシリーズでも贅沢な仕様です。それでもそれでもと高めたのがassenというわけです。ここで古くからのお付き合いの方々はお気づきかと思いますが、これほど高配合のassenでも旧来のMOD-Lube5W-40(Comp-2を5%)の価格を超えていないことに気づかれているかと・・・。というのもこの価格を超えないでいかに近づけるかというので取り組んでおりますので例えばポルシェでいうならばボクスターは911を超えてはならないというのに似ているんです(ちょっと言い過ぎました汗)まぁコンセプトとしてはそんな感じでずっとやってきてます。Comp-2がそれだけ秀逸で高価であるということもあります。Comp-2はちょっと扱い辛いですが本当に秀逸なCompです。ただComp-2は今後提供がタイトになりますので持っておられる方は大切にご使用ください。

 で、本題に戻りますが僕独自の考え方としてはANやmPAOやPAOというのは補完目的での採用がメインです。それはやはり競技用というのが主な目的になります。もちろん公道でもそういう使い方をされる方々には大いに有効です。要するに極限向けです。またフルPAOなんてのも日常使用では極寒地以外では不要ではないかと思います。極寒地でもPPD(流動点硬化剤)を使えばVHVIでもよいのですが、作り手としてはベースやエフェクターでなんとかしたいという変なこだわりはあります。通常のPAOも補完目的での配合で良いのではという考え方です。もちろんお金に余裕のあるかたは日常使用でも贅沢な仕様でやっていただいても何ら問題はありません。いかなるエンジンにおいてもオーバースペックオイルというのはありませんから。自由だと思います。

もちろん最近始まったLog-OILではこれらの素材を多用しています。おかげさまで皆さん凄い結果を出してくださっています。レースにおいて1位が続出しています。もちろんオイルのせいではないのですが・・・。でも作り手としては嬉しいです。ゴールまでの精神安定剤としての役割を担えればと常々思って取り組んでいます。Log-OILは手間はこれまで以上にかかるのですがお互いに記録しながら育てていくというワクワク感がこの上ないです。もちろん理想はサーキット等に帯同出来れば良いのですが紙に記録することでそれに近い雰囲気を感じ取ることが出来るのです。理想に一歩一歩近づいているなという感じです。ただ先日のF-1の空力がヘルメットメーカーやホイールメーカーとも一体化している件ではないですがオイルももちろんそうなのだと思います。あのレベルですからね。1秒差ではお話にならない世界ですから。僕もメンタルは同じつもりです。お手伝いをさせていただけますと幸いです。そしてそれは競技用に限ったことではありません。日常使用でもワンオフします。Log-OIL別名ワンオフオイル。恐らく日本でいちばんお求めやすいワンオフオイル(Bespoke)を目指します!!そうでないと僕じゃない^^;。

トップクラスのオイル改質屋を目指して日々精進しますのでどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m本音を言いますと僕は研究家になりたいんです。もう頭のなかは既にそっちに向いてます。ある意味ごめんなさいかもしれません(汗)それでは今日はこの辺で失礼いたします。あ、そうそうF-35が墜落したもようですね・・・衝撃です。でも機体の価格はF-22ラプターの半額程度なのだとか。ラプター最強ですね!!ではでは。
by narrowde | 2019-04-11 12:23 | オイル雑学

AN、mPAO、PAOの効果的な使い方

 こんばんは!お花見の時期ですが冷え込んでますね。皆様お変わりありませんでしょうか。体調を崩しやすい時期でもありますのでどうかご自愛ください。

さて近年賑わいを見せておりますANやmPAOですが、過日の年始セールで販売した25周年オイルやフルPAO&mPAOの0W-30に不満を抱いている方が多いのではないでしょうか・・・。販売時のテキストでも説明したのですがこれらにはエフェクターは1滴も入っておりません。なのでそのまま使うとあまりインパクトの無いオイルです。ただ体幹という意味ではかなり強じんなオイルですので例えば最もコスト的にはTRILLなんかを加えて上げることで激変します。もちろん他のエフェクターならどれでもかまいません。要するにお互いを助長し合うのです。いわゆる相乗効果が得られるというわけです。

ではなぜこれらのみではインパクトが無いかと言いますと以前にも書きましたがこれらにはFM的な能力が無いのです。摩擦係数(潤滑性)では鉱物油よりも劣ってしまうのです。もちろんパッケージには何らかのFM剤が配合されていますが例えば車で言えばノーマル車と同じでアフターパーツで改良してやる必要があるのです。つまり私のようなオイル改質屋の役割は車やバイク業界でいうところのカスタム屋的な存在というわけです。私自身がそちら出身ですのでやっていることは何ら変わりがないのです。

そして僕の考え方としては当初来のVHVIベースで十分であるというスタンスにはブレが無く、そこからいかに効率よく改質するかが自分に課された命題だと思って常に取り組んでいます。もちろん効率という中にはくどいようですがコストという事も大きなウエイトを占めます。マシンと同じでいくらでもお金をかければ良いものは出来ますがそれならば他にもたくさんありますのでそこを何とかしたいというのが常に僕の脳内にうごめいているのです。性能面でも価格面でも結果を出さなければという使命感にかられているのです。

例えばオイル好きな方は頻繁にオイル交換をされると想像するのですが、それが日常使用の場合であるならばよほどのことが無い限りANやmPAOなんてものは不要でVHVIベースに何らかのエフェクターを配合すれば十分です。だってここの読者の方は別としてほとんどの方がVHVIのみのオイルを100%化学合成油なんて解釈で使っているわけですから、そこからするとVHVI+エフェクターのLiseシリーズでも贅沢な仕様です。それでもそれでもと高めたのがassenというわけです。ここで古くからのお付き合いの方々はお気づきかと思いますが、これほど高配合のassenでも旧来のMOD-Lube5W-40(Comp-2を5%)の価格を超えていないことに気づかれているかと・・・。というのもこの価格を超えないでいかに近づけるかというので取り組んでおりますので例えばポルシェでいうならばボクスターは911を超えてはならないというのに似ているんです(ちょっと言い過ぎました汗)まぁコンセプトとしてはそんな感じでずっとやってきてます。Comp-2がそれだけ秀逸で高価であるということもあります。Comp-2はちょっと扱い辛いですが本当に秀逸なCompです。ただComp-2は今後提供がタイトになりますので持っておられる方は大切にご使用ください。

 で、本題に戻りますが僕独自の考え方としてはANやmPAOやPAOというのは補完目的での採用がメインです。それはやはり競技用というのが主な目的になります。もちろん公道でもそういう使い方をされる方々には大いに有効です。要するに極限向けです。またフルPAOなんてのも日常使用では極寒地以外では不要ではないかと思います。極寒地でもPPD(流動点硬化剤)を使えばVHVIでもよいのですが、作り手としてはベースやエフェクターでなんとかしたいという変なこだわりはあります。通常のPAOも補完目的での配合で良いのではという考え方です。もちろんお金に余裕のあるかたは日常使用でも贅沢な仕様でやっていただいても何ら問題はありません。いかなるエンジンにおいてもオーバースペックオイルというのはありませんから。自由だと思います。

もちろん最近始まったLog-OILではこれらの素材を多用しています。おかげさまで皆さん凄い結果を出してくださっています。レースにおいて1位が続出しています。もちろんオイルのせいではないのですが・・・。でも作り手としては嬉しいです。ゴールまでの精神安定剤としての役割を担えればと常々思って取り組んでいます。Log-OILは手間はこれまで以上にかかるのですがお互いに記録しながら育てていくというワクワク感がこの上ないです。もちろん理想はサーキット等に帯同出来れば良いのですが紙に記録することでそれに近い雰囲気を感じ取ることが出来るのです。理想に一歩一歩近づいているなという感じです。ただ先日のF-1の空力がヘルメットメーカーやホイールメーカーとも一体化している件ではないですがオイルももちろんそうなのだと思います。あのレベルですからね。1秒差ではお話にならない世界ですから。僕もメンタルは同じつもりです。お手伝いをさせていただけますと幸いです。そしてそれは競技用に限ったことではありません。日常使用でもワンオフします。Log-OIL別名ワンオフオイル。恐らく日本でいちばんお求めやすいワンオフオイル(Bespoke)を目指します!!そうでないと僕じゃない^^;。

トップクラスのオイル改質屋を目指して日々精進しますのでどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m本音を言いますと僕は研究家になりたいんです。もう頭のなかは既にそっちに向いてます。ある意味ごめんなさいかもしれません(汗)それでは今日はこの辺で失礼いたします。あ、そうそうF-35が墜落したもようですね・・・衝撃です。でも機体の価格はF-22ラプターの半額程度なのだとか。ラプター最強ですね!!ではでは。
by narrowde | 2019-04-11 02:45 | オイル雑学

ネットの情報を鵜呑みにし過ぎですよ!!

 こんばんは!おかげさまで決算の資料をほぼ提出することが出来ました。ただ実は発送も休んではおりませんでした。やはりこれが最優先なんですわ。決算なんて何の為?税務署や銀行に良い顔をする為?もう僕にはそんな必要がないんです。ただただ僕はオイルを作っていたいだけです。無心に。でもひとつこれから商売を始める人にアドバイスするなら事業資金の融資を受けるなら今がラストチャンスかなという感じです。これからは融資が受けづらくなりますよ。もちろん勝算のある事業にならばお金も貸してくれるでしょうけど。そんな明るい事業は中々今からは難しいでしょうね。個人でヤフオクでもやってるのが一番だと思います。

ネット社会になってから本当に世の中が歪んでるなぁと感じるのは僕だけでしょうか・・・。どんな記事に対しても批判的なコメントが多数を占めます。これね、何をあらわしているかというと、人間の本性というか、リアル社会では言いたくても言えないからこういうところで発散するんですよね。でもってそのほとんどが妬みなんですよ。いまや皇室まで批判の矢にさらされる昨今ですから世も末というものです。なりたくて皇室に生まれたわけじゃないのにね。気の毒だなぁと思います。興味はないですけど。

 そういう僕は先ず組織からの脱退を進めています。先ずは商工会を脱退しました。僕にとっては何の役にも立たない組織だとわかったからです。まぁ〇〇会なんてのはおおよそ生きていくうえで何の役にも立ちません。自治会なんかもそうです。これも皆本当はいやいややってるでしょう?こんなものは市役所の職員が楽をするために市民に押し付けているだけのものです。昔からの悪しき慣習です。というか世の中の全てのシステムは嫌と言えない人間を上手く利用したものばかりなんですよ。そういうことに早く気付いて子供たちにくだらない慣習を残さないようにしないといけませんね。とかなんとかいいながら当の僕はなんと今期、自治会の副会長になってしまいました^^;。このクソ忙しいのに・・・。くだらないですよね。ほんと。

さて!くだらない話題はこのくらいにして、当店の新規のお客様はおかげさまで右肩上がりに増えているのですが・・・。「このオイルは100%化学合成油ですか?」とか「〇〇社のオイルと比べてどうですか?」なーんていうお問い合わせが後を絶ちません。うちでは「化学合成油」なんてフレーズはとっくに死語になっていますし、他社様のオイルとの対比は使ったことがないですし、何が入っているかもわからないのでお答えのしようがないのです。というわけで改めて当店のスタンスをわかりやすくお伝えします。

〇化学合成油というのは売り手の都合で使われる自由な表現であるため、当社では全てをベースオイル表記とし、出来得る限りその配合量も表記することにしています。 ベースオイルの知識があればそれが最もわかりやすい表記だと思うからです。そのためにはベースオイルについての知識を深めて頂きたいです。特に初心者の方々。

〇少なくとも有名なハイクラスなオイルメーカーは他社の事は全く気にしていません。独自性を主張します。そこが全てなのです。これに対してユーザーが出来ることは自分で使って判断することです。自分の判断が最良と思って頂いて構わないかと思います。どんなに緻密なブレンドをしても使い手が「うん」と言わなければ駄目です。数値と体感は別物で使い手はまず体感(フィール)で感じるのです。うんちくはそのあとで良いのです。

僕がここであまり難しいことを書かないのはいくらそんなことを書きならべても使い手は十人十色だしエンジンも環境も十人十色であるということ。だから伝わらないことを書いても仕方がないのです。逆に言うと子供やお年寄りでも体感出来る(要するに運転者以外でも)オイルこそが良いオイルなのではないかということです。

そのうえで僕が考える「良いオイル」というのは保護性能と清浄性だと思っています。エンジンを確実に保護して綺麗にする。これに尽きます。またこの保護というのは実に広義で摩擦からの保護、熱からの保護、酸化からの保護,泡からの保護とあらゆるネガな要素から保護することを意味します。そしてクリーンを維持する。これこそが良いオイルです。「レース用オイル」なんていうとかっこいいですが結局は保護能力と清浄能力です。ここのレベルをいかに上げていくかです。なので言い換えるとレースで使えないオイルなんて実はないのです。いかにドライバーを安心してゴールまで行かせてあげるかです。これはストリートでも同様です。目指すところは同じです。

では価格の高いオイルと安いオイルの違いは何ぞや?と言いますと。先ずはベースオイルのグレードの違い、次に粘度指数向上剤(いわゆるポリマー)のグレードの違い、そしてパッケージ添加剤のグレードの違い、この3点において安いオイルはグレードの低いものを使っているし、高いオイルはグレードの高いものを使っているということ。同じ粘度の同じ規格でも使う素材によって価格は何倍も違ってくるのです。それに加えてブランド代が加わると最終価格になります。

うちの場合はブランドじゃありませんのでブランド代は加味されておりません(涙)僕の自慢はギークを相手にしているということ。なので初心者の方々はちょっと入って気辛い面もありますが敷居は低いので一度暖簾をくぐったなら頑張ってついてきていただきたいです。うちはお求めやすいので。

ただネットの情報を自分の知識としないでください。ネットの情報はほぼほぼ間違いが多いです。なのでオイルの勉強ならオイルだけを検索せずに関連するキーワードで検索してあらゆる方向で勉強されると間違った知識が入りませんし知り得た知識が強くなります。例えばエステルはオイルシールに影響を与えるから駄目だ!なんて言っている人は逆にオイルシールの勉強をすれば違う角度からオイルの事を学ぶことが出来ます。そうするといかにネットの情報が間違っているかということに気が付いてくるんです。まぁめちゃめちゃ深い世界ですから難しいのですが点と点がつながった時は本当に快感です。まぁ頑張ってください。そうすると100%化学合成油なんて言っていた自分が恥ずかしくなりますよ^^;。あー馬鹿だったなぁと。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2019-03-27 09:29 | オイル雑学

ネットの情報を鵜呑みにし過ぎですよ!!

 こんばんは!おかげさまで決算の資料をほぼ提出することが出来ました。ただ実は発送も休んではおりませんでした。やはりこれが最優先なんですわ。決算なんて何の為?税務署や銀行に良い顔をする為?もう僕にはそんな必要がないんです。ただただ僕はオイルを作っていたいだけです。無心に。でもひとつこれから商売を始める人にアドバイスするなら事業資金の融資を受けるなら今がラストチャンスかなという感じです。これからは融資が受けづらくなりますよ。もちろん勝算のある事業にならばお金も貸してくれるでしょうけど。そんな明るい事業は中々今からは難しいでしょうね。個人でヤフオクでもやってるのが一番だと思います。

ネット社会になってから本当に世の中が歪んでるなぁと感じるのは僕だけでしょうか・・・。どんな記事に対しても批判的なコメントが多数を占めます。これね、何をあらわしているかというと、人間の本性というか、リアル社会では言いたくても言えないからこういうところで発散するんですよね。でもってそのほとんどが妬みなんですよ。いまや皇室まで批判の矢にさらされる昨今ですから世も末というものです。なりたくて皇室に生まれたわけじゃないのにね。気の毒だなぁと思います。興味はないですけど。

 そういう僕は先ず組織からの脱退を進めています。先ずは商工会を脱退しました。僕にとっては何の役にも立たない組織だとわかったからです。まぁ〇〇会なんてのはおおよそ生きていくうえで何の役にも立ちません。自治会なんかもそうです。これも皆本当はいやいややってるでしょう?こんなものは市役所の職員が楽をするために市民に押し付けているだけのものです。昔からの悪しき慣習です。というか世の中の全てのシステムは嫌と言えない人間を上手く利用したものばかりなんですよ。そういうことに早く気付いて子供たちにくだらない慣習を残さないようにしないといけませんね。とかなんとかいいながら当の僕はなんと今期、自治会の副会長になってしまいました^^;。このクソ忙しいのに・・・。くだらないですよね。ほんと。

さて!くだらない話題はこのくらいにして、当店の新規のお客様はおかげさまで右肩上がりに増えているのですが・・・。「このオイルは100%化学合成油ですか?」とか「〇〇社のオイルと比べてどうですか?」なーんていうお問い合わせが後を絶ちません。うちでは「化学合成油」なんてフレーズはとっくに死語になっていますし、他社様のオイルとの対比は使ったことがないですし、何が入っているかもわからないのでお答えのしようがないのです。というわけで改めて当店のスタンスをわかりやすくお伝えします。

〇化学合成油というのは売り手の都合で使われる自由な表現であるため、当社では全てをベースオイル表記とし、出来得る限りその配合量も表記することにしています。 ベースオイルの知識があればそれが最もわかりやすい表記だと思うからです。そのためにはベースオイルについての知識を深めて頂きたいです。特に初心者の方々。

〇少なくとも有名なハイクラスなオイルメーカーは他社の事は全く気にしていません。独自性を主張します。そこが全てなのです。これに対してユーザーが出来ることは自分で使って判断することです。自分の判断が最良と思って頂いて構わないかと思います。どんなに緻密なブレンドをしても使い手が「うん」と言わなければ駄目です。数値と体感は別物で使い手はまず体感(フィール)で感じるのです。うんちくはそのあとで良いのです。

僕がここであまり難しいことを書かないのはいくらそんなことを書きならべても使い手は十人十色だしエンジンも環境も十人十色であるということ。だから伝わらないことを書いても仕方がないのです。逆に言うと子供やお年寄りでも体感出来る(要するに運転者以外でも)オイルこそが良いオイルなのではないかということです。

そのうえで僕が考える「良いオイル」というのは保護性能と清浄性だと思っています。エンジンを確実に保護して綺麗にする。これに尽きます。またこの保護というのは実に広義で摩擦からの保護、熱からの保護、酸化からの保護,泡からの保護とあらゆるネガな要素から保護することを意味します。そしてクリーンを維持する。これこそが良いオイルです。「レース用オイル」なんていうとかっこいいですが結局は保護能力と清浄能力です。ここのレベルをいかに上げていくかです。なので言い換えるとレースで使えないオイルなんて実はないのです。いかにドライバーを安心してゴールまで行かせてあげるかです。これはストリートでも同様です。目指すところは同じです。

では価格の高いオイルと安いオイルの違いは何ぞや?と言いますと。先ずはベースオイルのグレードの違い、次に粘度指数向上剤(いわゆるポリマー)のグレードの違い、そしてパッケージ添加剤のグレードの違い、この3点において安いオイルはグレードの低いものを使っているし、高いオイルはグレードの高いものを使っているということ。同じ粘度の同じ規格でも使う素材によって価格は何倍も違ってくるのです。それに加えてブランド代が加わると最終価格になります。

うちの場合はブランドじゃありませんのでブランド代は加味されておりません(涙)僕の自慢はギークを相手にしているということ。なので初心者の方々はちょっと入って気辛い面もありますが敷居は低いので一度暖簾をくぐったなら頑張ってついてきていただきたいです。うちはお求めやすいので。

ただネットの情報を自分の知識としないでください。ネットの情報はほぼほぼ間違いが多いです。なのでオイルの勉強ならオイルだけを検索せずに関連するキーワードで検索してあらゆる方向で勉強されると間違った知識が入りませんし知り得た知識が強くなります。例えばエステルはオイルシールに影響を与えるから駄目だ!なんて言っている人は逆にオイルシールの勉強をすれば違う角度からオイルの事を学ぶことが出来ます。そうするといかにネットの情報が間違っているかということに気が付いてくるんです。まぁめちゃめちゃ深い世界ですから難しいのですが点と点がつながった時は本当に快感です。まぁ頑張ってください。そうすると100%化学合成油なんて言っていた自分が恥ずかしくなりますよ^^;。あー馬鹿だったなぁと。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2019-03-27 00:57 | オイル雑学

特にクリーンディーゼルエンジン搭載車のオーナー様へ

 こんばんは!今日は昨日と打って変わって冷え込みましたね。明日はもう5℃ほど寒くなりそうです。この寒暖差が春の訪れなのですが皆様体調を崩されませんようご自愛くださいませ。

さて、平成ももうすぐ終わって新しい時代がやってきますが、昨日はイチロー選手が引退を宣言されて驚きました。もちろん私はネットニュースでしかそれを知り得ないのですが野球には全く興味のない私も大きな一つの時代を築いた偉大な選手が引退を決めるというのはこれもまた一つの時代の終わりなんだなぁと感慨深いものがあります。あのイチロー選手でさえも老いるのですから私なんて老いて当然だよなぁとしみじみ・・・。やはり動体視力の問題なのでしょうか。加齢とともにどんどん低下しますよね(涙)とはいってもイチロー選手の場合は超ハイレベルでのお話ですから我々とは次元が違うのだろうと推察します。寂しいですが本当にお疲れ様でした。

アスリートというのは必ず引退する時が来ますね。特にプロスポーツの場合、戦力外通告なんていう冷酷な宣告が待ち受けています。しかもそれが公にされるのですから激しい世界ですね。これを夢見て幼いころから血のにじむ努力を親子で続けるわけですが親からすると子供が引退する時ってどんな気持ちなんでしょう・・・。喪失感、達成感、入り混じって僕なら男泣きします。でもそんな人生いいですね。羨ましいです。

さて、今日のお題は、最近ちょっと「おいおい!」って言いたくなるお問い合わせが多いのが「TRUTHはクリーンディーゼルにも使えますか?」というようなクリーンディーゼルに乗っておられるお客様からのご質問です。もちろん答えはNO!です。クリーンディーゼル車には専用のオイルをご使用ください。国産の小型車ですとほぼほぼDL-1という規格のオイルになります。欧州車だとACEA C3となりますが肝心なのは灰分の量なんです。特に清浄分散剤としてのCaスルホネートが灰分の主役ですのでこれを使わない添加剤処方のオイルになります。これに通常のディーゼルオイルもしくはガソリンディーゼル兼用オイルを入れるとDPFが作動して最終的には多額の出費を支払うことになります。

かといってDL-1よりもACEA C3のほうが灰分の量の規制が若干緩いのですが、DL-1のオイルってしょぼいのしか出回っていなくてあまり選択肢がないのが現状です。そんな中僕がおすすめするのは中国興業さんのシーホースDL-10W-30です。これはなんとPAO配合なので価格の割にかなり高性能なのです。これにTRILLでも奢ってあげればもう非の打ちどころのないクリーンディーゼル用エンジンオイルの完成です。

 次回はこれをもう少し掘り下げてみますね。それでは今日はこの辺で失礼します。
by narrowde | 2019-03-23 01:21 | オイル雑学

粘度指数とせん断安定性は必ずしも比例しない

 こんばんは。ちょっと間が開いてしまい申し訳ありません。日中はポカポカと温かく過ごしやすいですね。このまま年末まで・・・なんて甘くないか。今年はカメムシが多いので雪が多い予感です。今年もでしょうか・・・。想像したくないです。そういえば今年の冬対策(いわゆる防寒着)として僕は光電子(こうでんし)の中綿入りのアウターをチョイスしました。これはダウンジャケットでは有名なノースフェイス等が採用している機能素材なのですが僕は寒がりですが熱くなり過ぎると作業がつらくなるのでこの光電子のように体温に同調して保温するものが良いのではと判断しました。実はこれもオイルと同じでメーカー品のウェアだと高額なのですが作業服メーカーのものだとかなり安いのです。もちろんデザイン性はノースフェイスなんかのほうがオシャレですが作業服にオシャレなんて求めませんから素材が同じなら安いほうが良いのです。米軍のハッピーウエア(超極寒ウエア)で採用されるプリマロフトという機能素材(中綿)もワイルドシングス等のメーカー品だと高額ですがいわゆる実物といわれる軍物なんかだと安いです。これが布団になると使われる量はかなり多いはずなのに価格はそんなに高くありません・・・。不思議な世界ですね。プリマロフトもおすすめな素材です。それからインナーですが、いわゆるヒートテックに端を発する薄物系として僕が推すのはイオンのPBである「PEACEFIT」がいちおしです。これかなりの保温力でしてイオンなのでお値段は激安ですが恐らくトップクラスだと思います。通常この手のインナーでは保温力と厚みは比例するのですがこれは薄いのに秀逸です。寒がりの僕は色々と試しているので説得力があるかとww。ちなみに2枚セットで1580円で今年は売られていますが人気の色やサイズは早々に完売している様子。やはりユーザーって敏感なのだなぁと思いました。アウトソース先が良いのでしょうね。

 さて。今日のお題ですが少々難解です。こないだから「せん断安定性」なんてフレーズが多様されていますが、粘度指数(VI)が高ければせん断安定性も高いのか?と想像するのが我々ですよね。もちろんVIが高いと粘度低下が少ないわけですから総合的な判断材料になり得るのですが、だからと言ってせん断安定性も高いのかといえば決してそうではないのです。わかりやすく言いますと粘度指数が高いと省燃費性は向上するのですがHTHSVは高くなるほど燃費は悪化するのです。すなわちこの両者はトレードオフの関係にあるということです。これは中々悩ましい問題です。なのでHTHSVも上げて省燃費も手に入れるなんてことは中々容易ではないし昨今の省燃費オイルではHTHSVは最低限担保しつつ低粘度化することに注力しているのです。

ただここのお客様のように高粘度志向のお客様の場合はあまり関係ありません。HTHSVは自ずと担保されておりますのでその中でせん断安定性と燃費の向上を目指せばよいのです。この領域がオイル好きな我々には最も楽しい領域でもあります。深い部分はあちらのほうで書きたいと思います。HTHSVなんかは一般ユーザーにとっては判断材料の最たるものですが、オイルに携わっていてこれだけは言えるのは高性能な素材は高価だということです。前述の光電子のはなしではありませんが高価な素材を使いながらいかにコストを追及するかというのが私の仕事です。僕はどんな高価な素材でも惜しみなく買います。そしてそれをどう使えば効率的かを思案します。実はこれが最も楽しい作業でもあります。皆さんも同じではないでしょうか。ご自分で調合するのって楽しいでしょう?

ぼくは、ここにきて急激に仕入れ環境が向上してこれまでは絶対に入手が不可能だった素材や添加剤がほぼ入手できる環境が整いました。でもこれまではそれを何とか他のもので代替え出来ないかと多種多様な業界から色んな素材を仕入れては結果を出してきました。なので逆を言うとそれが良かったのかもしれません。かなりお金も捨てたのですがその分勉強になりました。要するに無駄銭ではなかったのです。開発~上市って本当に大変です。これはやったことある人じゃないとわからないと思いますが自分で作って自分で売るって想像以上に大変なんですよ。でも結果が出たときはうれしくてうれしくて・・・。

そんな僕が一番最初にリリースしたのがエフェクターComp-1なのですが、最も売れているのもやはりこのComp-1なのです。僕の理想はエフェクターがお菓子の世界でいうところの「ロミーナ」や「ココナッツサブレ」や「かっぱえびせん」のような超ロングセラーになるのが夢です。そういえば森永の「チョコフレーク」が販売終了となるそうですね。長い歴史に幕を下ろすそうです。なんだかさみしいですね。幼少期からあるお菓子が無くなるのは。

だらだらと長くなりましたが今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2018-11-11 23:53 | オイル雑学


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