カテゴリ:オイル雑学( 69 )

特にクリーンディーゼルエンジン搭載車のオーナー様へ

 こんばんは!今日は昨日と打って変わって冷え込みましたね。明日はもう5℃ほど寒くなりそうです。この寒暖差が春の訪れなのですが皆様体調を崩されませんようご自愛くださいませ。

さて、平成ももうすぐ終わって新しい時代がやってきますが、昨日はイチロー選手が引退を宣言されて驚きました。もちろん私はネットニュースでしかそれを知り得ないのですが野球には全く興味のない私も大きな一つの時代を築いた偉大な選手が引退を決めるというのはこれもまた一つの時代の終わりなんだなぁと感慨深いものがあります。あのイチロー選手でさえも老いるのですから私なんて老いて当然だよなぁとしみじみ・・・。やはり動体視力の問題なのでしょうか。加齢とともにどんどん低下しますよね(涙)とはいってもイチロー選手の場合は超ハイレベルでのお話ですから我々とは次元が違うのだろうと推察します。寂しいですが本当にお疲れ様でした。

アスリートというのは必ず引退する時が来ますね。特にプロスポーツの場合、戦力外通告なんていう冷酷な宣告が待ち受けています。しかもそれが公にされるのですから激しい世界ですね。これを夢見て幼いころから血のにじむ努力を親子で続けるわけですが親からすると子供が引退する時ってどんな気持ちなんでしょう・・・。喪失感、達成感、入り混じって僕なら男泣きします。でもそんな人生いいですね。羨ましいです。

さて、今日のお題は、最近ちょっと「おいおい!」って言いたくなるお問い合わせが多いのが「TRUTHはクリーンディーゼルにも使えますか?」というようなクリーンディーゼルに乗っておられるお客様からのご質問です。もちろん答えはNO!です。クリーンディーゼル車には専用のオイルをご使用ください。国産の小型車ですとほぼほぼDL-1という規格のオイルになります。欧州車だとACEA C3となりますが肝心なのは灰分の量なんです。特に清浄分散剤としてのCaスルホネートが灰分の主役ですのでこれを使わない添加剤処方のオイルになります。これに通常のディーゼルオイルもしくはガソリンディーゼル兼用オイルを入れるとDPFが作動して最終的には多額の出費を支払うことになります。

かといってDL-1よりもACEA C3のほうが灰分の量の規制が若干緩いのですが、DL-1のオイルってしょぼいのしか出回っていなくてあまり選択肢がないのが現状です。そんな中僕がおすすめするのは中国興業さんのシーホースDL-10W-30です。これはなんとPAO配合なので価格の割にかなり高性能なのです。これにTRILLでも奢ってあげればもう非の打ちどころのないクリーンディーゼル用エンジンオイルの完成です。

 次回はこれをもう少し掘り下げてみますね。それでは今日はこの辺で失礼します。
by narrowde | 2019-03-23 01:21 | オイル雑学

粘度指数とせん断安定性は必ずしも比例しない

 こんばんは。ちょっと間が開いてしまい申し訳ありません。日中はポカポカと温かく過ごしやすいですね。このまま年末まで・・・なんて甘くないか。今年はカメムシが多いので雪が多い予感です。今年もでしょうか・・・。想像したくないです。そういえば今年の冬対策(いわゆる防寒着)として僕は光電子(こうでんし)の中綿入りのアウターをチョイスしました。これはダウンジャケットでは有名なノースフェイス等が採用している機能素材なのですが僕は寒がりですが熱くなり過ぎると作業がつらくなるのでこの光電子のように体温に同調して保温するものが良いのではと判断しました。実はこれもオイルと同じでメーカー品のウェアだと高額なのですが作業服メーカーのものだとかなり安いのです。もちろんデザイン性はノースフェイスなんかのほうがオシャレですが作業服にオシャレなんて求めませんから素材が同じなら安いほうが良いのです。米軍のハッピーウエア(超極寒ウエア)で採用されるプリマロフトという機能素材(中綿)もワイルドシングス等のメーカー品だと高額ですがいわゆる実物といわれる軍物なんかだと安いです。これが布団になると使われる量はかなり多いはずなのに価格はそんなに高くありません・・・。不思議な世界ですね。プリマロフトもおすすめな素材です。それからインナーですが、いわゆるヒートテックに端を発する薄物系として僕が推すのはイオンのPBである「PEACEFIT」がいちおしです。これかなりの保温力でしてイオンなのでお値段は激安ですが恐らくトップクラスだと思います。通常この手のインナーでは保温力と厚みは比例するのですがこれは薄いのに秀逸です。寒がりの僕は色々と試しているので説得力があるかとww。ちなみに2枚セットで1580円で今年は売られていますが人気の色やサイズは早々に完売している様子。やはりユーザーって敏感なのだなぁと思いました。アウトソース先が良いのでしょうね。

 さて。今日のお題ですが少々難解です。こないだから「せん断安定性」なんてフレーズが多様されていますが、粘度指数(VI)が高ければせん断安定性も高いのか?と想像するのが我々ですよね。もちろんVIが高いと粘度低下が少ないわけですから総合的な判断材料になり得るのですが、だからと言ってせん断安定性も高いのかといえば決してそうではないのです。わかりやすく言いますと粘度指数が高いと省燃費性は向上するのですがHTHSVは高くなるほど燃費は悪化するのです。すなわちこの両者はトレードオフの関係にあるということです。これは中々悩ましい問題です。なのでHTHSVも上げて省燃費も手に入れるなんてことは中々容易ではないし昨今の省燃費オイルではHTHSVは最低限担保しつつ低粘度化することに注力しているのです。

ただここのお客様のように高粘度志向のお客様の場合はあまり関係ありません。HTHSVは自ずと担保されておりますのでその中でせん断安定性と燃費の向上を目指せばよいのです。この領域がオイル好きな我々には最も楽しい領域でもあります。深い部分はあちらのほうで書きたいと思います。HTHSVなんかは一般ユーザーにとっては判断材料の最たるものですが、オイルに携わっていてこれだけは言えるのは高性能な素材は高価だということです。前述の光電子のはなしではありませんが高価な素材を使いながらいかにコストを追及するかというのが私の仕事です。僕はどんな高価な素材でも惜しみなく買います。そしてそれをどう使えば効率的かを思案します。実はこれが最も楽しい作業でもあります。皆さんも同じではないでしょうか。ご自分で調合するのって楽しいでしょう?

ぼくは、ここにきて急激に仕入れ環境が向上してこれまでは絶対に入手が不可能だった素材や添加剤がほぼ入手できる環境が整いました。でもこれまではそれを何とか他のもので代替え出来ないかと多種多様な業界から色んな素材を仕入れては結果を出してきました。なので逆を言うとそれが良かったのかもしれません。かなりお金も捨てたのですがその分勉強になりました。要するに無駄銭ではなかったのです。開発~上市って本当に大変です。これはやったことある人じゃないとわからないと思いますが自分で作って自分で売るって想像以上に大変なんですよ。でも結果が出たときはうれしくてうれしくて・・・。

そんな僕が一番最初にリリースしたのがエフェクターComp-1なのですが、最も売れているのもやはりこのComp-1なのです。僕の理想はエフェクターがお菓子の世界でいうところの「ロミーナ」や「ココナッツサブレ」や「かっぱえびせん」のような超ロングセラーになるのが夢です。そういえば森永の「チョコフレーク」が販売終了となるそうですね。長い歴史に幕を下ろすそうです。なんだかさみしいですね。幼少期からあるお菓子が無くなるのは。

だらだらと長くなりましたが今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2018-11-11 23:53 | オイル雑学

HTHSVを上げるには

 こんばんは。公私ともにドタバタで中々更新出来ず申し訳ありません(汗)先日保育園に子供を預けるのはリスク覚悟なんちゃらと書きましたがなんと今日は最愛の我が子が顔に深い傷を負って戻ってきました(涙)多分一生残りそうな爪痕です。なんでも小さい男の子から攻撃を受けたようで、もちろんそんな小さな子には何の罪もないのですが、私は親として自分を責めているのです。行きたくもない保育園で痛い思いをさせて・・・。情けないなぁと。実は今回が初めてではなくさすがにもうやめさせようかと考えています。病気とか自損なら仕方がないと思うのですがね。まぁ親ばかだと笑ってください。我が子というより孫みたいなものですから(苦笑)いつまで一緒にいられるかわからないですしね。自分に対しても後悔のないようにしたいだけです。

先日遊園地に行きましてね、いい若者が遊具のスイッチをON-OFFするだけの仕事をしているのをみて、うーむ・・・と思いましたね。学歴無用だよなぁと。気の毒な人生を歩んでいるなぁと思いました。本人はそう思っていないのでしょうけど。ひょっとして大学なんて出てないよね・・・。余計なお世話か。

いえ、学歴なんてどうでもよいと思っているのです。必要のない学歴ならば人生の大切な時間とお金の無駄使いなだけですから。世間体に流されない人生を歩んでもらいたいなぁと我が子には教えるつもりです。他人は自分が思うほど自分の事を気にしてはいないということを。僕はこれに気付くのにかなり長い時間がかかりました(涙)

さて、たまにはオイル雑学をば!!ここの皆さんがかなり意識されているのはやはりHTHSVではないかと想像しますが、HTHSVを決定づけているもの(成分)って何かわかりますか??もちろん基油の粘度や精製度合いなんてのも多少は影響するんですけど基油の粘度指数なんてたかがしれてるでしょう??はい!というわけで答えは粘度指数向上剤(VII)なのです。前にも書きましたよね。粘度指数向上剤ってポリマーと言われますが、ポリマーというだけで悪いイメージを抱く人がほとんどじゃないでしょうか。いやいや、このポリマーの技術がいちばん難しいんですってば!!僕は今後はポリマーともVIIとも言わずにFMならぬVMという事にします。事実VM(ヴィスコシティモディファイヤ)とも言います。こっちのほうが善な感じがするでしょう?(笑)

VMを制する者はオイルを制すると言っても過言ではありません。例えばいまのトレンドの超低粘度オイル(いわゆる省燃費オイル)なんかは20℃~60℃の低温度域の省燃費性に挑んでいます。そしてこれに絡んでくるのがもちろんVMです。うちのユーザーさんにはあまり興味のない粘度だと思いますが、大手オイルメーカーの意気込みには執念すら感じます。正直僕もこれらの超低粘度オイルにはあまり関心が無いのですが、多くのオイルユーザーが想像しているのとは裏腹にVMってのは凄いんですぜ!!ポリマーは高温でせん断されやすいんでしょう?とか言っていたら笑われますよ。

例えば現在主流のPMA(ポリメタアクリレート/ポリメタクリレート)なんてのは名称からもわかるとおりエステルです。アクリル酸エステルという樹脂です。実はこの樹脂がせん断安定性に深く関わっているのです。皆さんには馴染みがないかもしれませんがSSI(またはPSSI)という「せん断安定指数(シアスタビリティインデックス)という数値が粘度指数向上剤には必ず表示されていて我々はこんな数値も大いに参考にしながらフォーミュレーションをしているのです。これなんかはVI(粘度指数)のように決して表面に出てこない数値ですので我々作り手にしかわからないものです。それから分子量とかSP値(溶解性の指標)とかも大切な要素です。これらをさらに掘り下げたことを冊子には書きます。ただこれらはもし理解は出来てもうち以外の一般の皆さんには素材の入手が出来ませんので知っていなくてもよい知識です。僕がいかに入手困難なものを販売しているかということが分かって頂けますと幸いです。とはいってもほんの一部に過ぎないのですが・・・。

僕自身もっともっと色んな素材を仕入れたいのですが残念ながら資金がありません。本気でやろうと思ったら億円の世界です。この世界にいたら金銭感覚が麻痺します。だから特に輸入化学品なんてのは超大手の商社しか手が出せないんです。M井とかM紅とかI忠とか・・・。そんな規模です。

出光と昭和シェルが遂に合併を発表しましたね。でも展開は石油ではなくEVのリチウムイオン電池だそうです(汗)そりゃ創業者も渋るわけだ^^;。

さていよいよMOTO-GPは日本GPですね!!トップライダーがすでに上陸してイベント等にも参加しているようです。ロッシが表彰台に上がるようなことがあったらセールとは別枠で祝砲セールを打ち上げなければ!!頑張れロッシ!!僕の普段着はほぼロッシ「46」ブランドです^^;中学生とかに「かっこいい!」と言われて喜んでます。中須賀選手がどのあたりに付けてくるのがも興味深いですね。出来の悪いM-1を中須賀さんが乗るとどうなるのかが楽しみです。マルケスとロレンソは仲直りしたみたいですね。来年が楽しみです。それでは今日はこの辺で。
by narrowde | 2018-10-18 00:11 | オイル雑学

ネットの記事に翻弄されないで

 こんばんは。もう9月も終盤なんですね・・・。今回のセールにもたくさんのオーダーを頂きましてどうも有難うございますm(_ _)mただ一部で少し誤解を生じたようで申し訳ありません。物事をわかりやすく伝えるというのは難しいなぁと改めて思いました。まぁ書いているのがこの僕では仕方がないか・・・

僕は物をお得に提供することがポリシーでもあるのですが、反面やっていることは凄くハイレベルなことをやっているつもりです。だからうちのお客様は皆ハイレベルで僕たちはハイレベルな集団だと勝手に思っていますしそれが自慢でもあります。だから出来れば初心者にはこの集団に入ってきて欲しくないんです。そういう人はただ単に安さだけに惹かれてうちに入店されるからです。うちより安いオイルはたくさんあるのでそちらでご購入頂きたい。僕は誰でもOKってわけじゃないんです。価格とかじゃないところで通じ合いたい。

ただ情報を発信するだけなら誰にでも出来ます。でも実際にモノを売りながら情報を発信するのはある意味命がけでもあります。最近僕が特に強く感じるのはまだまだ多くの皆さんがネットに氾濫する誤った情報に翻弄されているということです。ただそれは我々業界の人間があまりにも説明不足であるというのも原因ですし、メーカー(開発して作る人)と商社(売り歩く人)との知識の乖離があり過ぎること(要するに売る人に知識が無い=商売優先主義)。そして知識の無い人が売るから使い手も浅はかな知識や情報を鵜呑みにしてそれを情報として発信してしまうという最悪の循環となっているということです。もっとたちが悪いのはメーカーが商社に対して嘘をついているということ。これも商売優先で売ってもらいたいがゆえに嘘を教えるという信じがたいことがこの業界では当たり前に起こっているのです。

自動車メーカーの完成検査偽装問題も然り、燃費偽装も然り、これも販売者(ここではディーラー)に対して嘘をついていたことになります。すなわち多売という行為には必ずこうした偽りというのがつきものなのです。

僕らの業界で言えばフルエステルを100%エステルベースと思わせたり、100%化学合成が実はグループⅢのことだったり、いかにだまくらかして儲けてやろうかという魂胆が少しでも見え隠れしたら僕は即刻取引を中止するのです。そんなメーカーとはつるめないからです。商社も然りです。

今回assen550SSをリリースするにあたって、僕は粘度指数向上剤について少し掘り下げる必要がありました。皆さんが描く誤解を解く為です。粘度指数向上剤=悪というイメージは誰によってもたらされたのでしょうか?一部のノンポリマーをうたうメーカーとそれを使う人たち??恐らくはそうでしょう。無知だから鵜呑みにするのです。そしてここの多くの皆さんも鵜呑みにしているはず。でもお客様の中でもほんの一部の方はそれに気づいています。

 国内に顔ぶれがわかるほどしか存在しないオイルブレンダー(フォーミュレーションを熟知した人たち)や粘度指数向上剤の開発者からするとそれがいかに誤った認識であるか。ただそれを教えようとしない彼らにも大いに責任はあると僕は思いますけど。

そんな僕もまだまだ未熟な研究生ですが、素材というものを皆さんに販売している立場上、少しは知っておいていただきたい事をこれからお伝えしたいと思います。ひとつ勘違いしないで頂きたいのは、そもそもが素材なんて販売する必要のないものだということを御了承頂きたいのです。こちら側だけの物であること。だから一般の方々に教える必要がないし恐らく教えても基本が理解できていなければ理解出来ないものです。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。
by narrowde | 2018-09-25 23:51 | オイル雑学

安いオイルと高いオイルの違いは?????

 こんばんは!!中々投稿出来ず申し訳ありません。体調を気遣っていただくメールが多いのですが風邪で休んだのはあの一日だけです^^;。まだ治ってないですけど仕事していたほうが調子が良いってなものです(笑)というか娘に風邪をうつしてしまったようで父親としてサイテーだなと猛省しているところです。

北海道の大地震からこちら世間でも色々なことがあったようで色々と書きたいこともあるんですけど衝撃的だったのはサンマリノGPのMOTO-2クラスでの超絶な危険行為です。なんと走行中に相手のフロントブレーキを握るという愚行・・・。これは前代未聞ではないでしょうか。「プロライダーとしてあるまじき行為・・・」云々書かれていますけどプロとかアマとか関係なく犯罪でしょうコレ。もちろん極限の世界で戦っているわけですから闘争心というのはかなりのものなのですが超えてはいけない一線ですわな。いやぁ怖いコワイ。ロッシとマルケスの確執どころじゃないですよ。

しかしこのところドカが強いですねぇ。マシン的には最強でマルケスは技術で首位をキープしている感じでしょうか。しかし凄いレベルの戦いです。ヤマハが苦戦していますがそれでもコンマ2~3秒のお話ですからね。頭のねじが完全に3本くらい緩んだ連中ですよ。まったく。

そういえばブレンボのサイトでF-1とMOTO-GPのブレーキの差を表しているコーナーがあるのですが中々興味深いです。みなさんも覗いてみてください。

さて、本題ですが長らくオイル相談室をやっている中で、今日のお題そのままの質問が寄せられました(汗)最初は愚門だと思ったのですがあとでよーく考えると意外とこんな疑問もっている人多いんじゃないかなと思ってみたり・・・。でもこれオイルというフレーズを例えばクルマに置き換えてみたりすると答えは自ずと見えてきますよね。高い車と安い車の違い?もちろん性能、素材、サイズ云々となってきますよね。じゃぁオイルはどうなんでしょうか・・・。ちなみにうちの場合のみでお答えすると価格差の要因は素材の差(主には配合量)ということになろうかと思います。もちろんベースオイルの種類や粘度の違いによっても価格の差は生じるのですが、例えば同一粘度のオイルで比較するならやはり配合されるエフェクターの量の差ですね。イコール性能差ということになります。単純すぎてごめんなさい。ただいくらでもというコストの壁が無ければこんなに苦労はしないのですが・・・。

ちなみに他社様のオイルはどうなの?と言われると答えはわかんない(汗)でも例えばVHVIのみの5W-40として比較するなら20Lペール缶で安いところなら8000円くらいで、これがドメスティックなメジャーメーカーとなると30000円くらいするでしょう。多分中身は同じようなもんですよ^^;。ただこれのカラクリが最近になってやっとわかってきたんですわ。これいいのかなぁ書いても・・・。

例えば後者の30000円/20Lのようなメーカーの場合、定価販売を強制してくるケースが多いんです。でもどんなハイクラスなメーカーのオイルでも定価の60%掛けくらいでは仕入れられると思うんです。もちろん商社経由で。となるとそこから商社が20%は抜くとしてその時点での原価は40%ですから12000円となりますよね。実はここが実質オイルメーカー(製造元)が売りたい価格なんですよ。そしてオイルメーカーも20%は利益がないとやれませんからおおよその原価は定価の20%の6000円くらいではないかと・・・。そうなると最安値の8000円でも利益が出るという計算になりませんか??ぼろいですね・・・。まぁでもそんなに世間は甘くないですけど少なくともメーカーから商社というラインまでは確実に利益が取れるようになっているわけです。販売店はこの40%の中でしのぎを削るわけですわ。

これは別にオイルに限ったことではなくておおよその商品ってこんな感じじゃないかと想像しています。仮に400万円の新車なら製造原価は80万円かそれ以下です。そうでないと30万人もの従業員が雇用出来ませんものね。それが経済の流れというものなのだと想像します。要するに我々は品質とは何ら関係の無い部分にお金を払っているというわけです。

僕が従業員を雇用しない理由が少しわかって頂けましたでしょうか・・・。品質とは関係の無い部分にコストがかかってしまうからです。すなわちお求めやすく提供出来ないし品質も追及出来ないというわけです。高く売れれば良いのですがうちのオイルが高かったら誰も買わないでしょう??(苦笑)なので今回の新工場なんかも余計なコストなのですがこれはまぁ必要悪です^^;。これがないと仕事が出来ませんから。

なんだか表題の件から離れてしまった感がありますが今回の質問はうちの場合は全く当てはまりません(涙)まぁでも最近は本当に僕と同じ思考の横の繋がりが構築されてきているんですよ。

話は逸れますがキーエンスって企業ご存知でしょうか??従業員の平均年収が2000万円という超絶高収入で有名なセンサーの会社ですけど、従業員一人当たりの売り上げが1億円で利益率が40%というのですからそりゃあ2000万円もらっても罰あたりませんよね。しかもノルマが無いらしく製造も外注だそう。すげぇ会社だなぁと思いました。深夜に書く記事じゃないですね(涙)

あの暑い夏は一体いずこへ…(涙)この時間になるともう寒いくらいです。暑い夏よカムバック!!シェーン!!カムバック!!それでは今日はこの辺で。
by narrowde | 2018-09-13 00:53 | オイル雑学

MOD-Lube0W-30SPにみる配合比の例

 こんばんは!毎日くそ暑い日々が続いていますが皆さんは御変りありませんでしょうか?また投稿が空いてしまいましたがPAO入荷と同時にassenの作業に全力を尽くしており中々パソコンに向かえない日々が続いております。しかしながら体力の維持と家族との時間も大切にしたいので日曜日だけは休日を頂きますm(_ _)m体は資本であり家族はモチベーションですのでそれを犠牲にしてまで仕事をしたくないのです。またそんなものは仕事ではありません。もちろんこれは誰しもに言えることです。ただ私は長期連休や週休二日が羨ましいと思ったことはありません^^;。つまりはそれほど仕事を楽しんでやっているからです。それとこの年齢の割には抜群の体力だなと自負しております。ほんと暑さに強いですわ。

 さて、そんな中でも日々様々な新しいプロジェクトは進行しておりまして、これからも色んなワクワクをお届け出来そうです。そしてご周知のとおり私のプロジェクトには常時価格という課題もセットでついて回りますのでこれについても増々衝撃弾を放ち続けます。

ここ最近は内外からもスタッフの増員は?と促されるのですが、増員によって生じるメリットは皆様にとってはせいぜい納期の短縮といったところくらいです。品質が向上することは困難です。私にとってのメリットは皆無です。現在のスタンスであるからこそ思う存分に良い素材が投入出来るのです。この意味が分かる人は経営者以外では少ないと想像します。それから納期についても私自身はこれくらいの納期は仕方がないと考えています。恐れながらそれ以上のことをやっているという自信があるのです。ちなみに例えば既製品のオイルでも20Lの荷姿のものを200Lドラムでオーダーした場合、平気で2か月くらい納期がかかります。ペールをドラムに移し替えるだけだと想像するのですが・・・。それに比べて私の作業はたとえ1Lでも1缶づつ作っているのです。どれだけ手間をかけているかということです。もうさすがに納期を言う人は皆無に等しくなってきましたが僕の販売価格にはそんな手間賃すら加算されていません。

 さて、くだらない前置きはこのくらいにして、前回告知したコストを重視しつつ質の高いオイルを作るフォーミュレーションの手法として今回はMOD-Lube0W-30SPの例をとって説明してみます。もちろんベースオイルはグループⅢ(VHVI)いなりますが先ず最初に耐久性をアップさせるために最小限のPAOを加えてあります。今回は10%としています。動粘度は現在販売している10cSt@100℃のものを使用しています。通常エンジンオイルで使用されるのは4cStや6cStのものが使われますが10%という配合率ですので高粘度のものをチョイスしています。もちろん0W-20とか近年のトレンドのそれ以下の粘度の場合は先述の低粘度のPAOが使われますが必ずしもPAOありきではありません。グループⅢのみでも超低粘度オイルは成立します(余談)

VHVI+PAOで実を言いますとこれでも十分に良いオイルと言えるレベルですがうちの場合はここでベースレベルです。これにエフェクターを加えることで性能と動粘度を追及します。MOD-Lube0W-30SPの場合はComp-MIXを8%配合しています。PAOと合わせるとなんと18%という高配合です。もはやSPというよりRの領域なフォーミュレーションですがお求めやすさも相まって売れに売れています。

これにさらにとどめを刺すなら迷わずANを加えることになるでしょう。まぁただし日常使用ならANなんてまず不要です。2輪なら別ですけど。それからComp-MIXって何??という質問も多いのですが各Compを私なりに絶妙な塩梅でブレンドしたもので特別な物ではありません。Comp-RやRaptorが入っているの?という夢のあるご質問もありますがそれはナイショ(笑)まぁでも売っていないものは入れてないです。仮にこの8%がComp-1のみでも十分に成立します。Comp-1は秀逸ですから。

ヤフオクなんかを見ているとHIVIをグループⅢもしくは化学合成油なんてうたっているメーカーさんもありますがHIVIはグループⅡですよ!!(汗)仮に今回のフォーミュレーションが一部グループⅡでも何ら問題ありません。ちなみにLiseの初期モデルはコストダウンの為に一部グループⅡを採用していました。もちろん2型以降はVHVIのみに昇格しています。

 というわけで今日は皆さんがご自身でコストと性能を追求される場合に参考になるフォーミュレーション例をお届けしました。肝はVHVI+PAO+エフェクターという構成でリッター1000円以内で抑えたいという感じでしょうか。日常ではハイレベルであわよくばサーキットでも使えるオイルが出来るはずです。

これでも十分に魅力的ですが、当店で超限定的に販売している全部PAOベースのHTHS530Rとか5W-50Rなんてのがいかに化け物かお分かりいただけるかと・・・。しかもあの価格(爆)お馬鹿ですねぇ!!。5W-50P-SPなんかも同様です。正真正銘の嘘なしの100%化学合成のエンジンオイルです。しかもエフェクター高配合。

というわけでベースオイルの配分くらいは各社明かして欲しいものですよね。そのうえで高価であってもよいのではないかと思います。

今日は手始めですのであまり難しく考えないでください。まぁ素材としてのPAOも持っておくと重宝するのだなという程度でよろしいかと思います。安いですしね^^;。まず小売りなんてしていないですし。当店の素材群は全て意味があって販売しております。先ずは楽しんで頂けますと幸いです。それでは今日はこの辺で失礼します。  
by narrowde | 2018-08-26 00:17 | オイル雑学

FCBって何ですか??

 こんばんは。今日は涼しいくらいですね。実はあまりの暑さ対策にスポットクーラーを導入したのですがこんな便利な物が届いたとたんに涼しくなるという(涙)もっと早く買っとけばよかった(笑)昭和生まれは何かと我慢強いのです。

さて、昨日のメルマガの補足になるのですが、昨日の内容はあくまでもポリオールエステルにういてのお話です。それ以外のエステルはまた違った話になりますよ。ちなみにフルエステルではないPOEのことは部分エステルと言います。エンジンオイルではほぼほぼPOEを使っていると想像しますが僕の場合はモノエステルやジエステル、トリエステル等、あらゆるエステルを駆使します。そしてもちろんエステル以外の素材(化学物質)もボーダレスで採用しています。その最たるものが今回のPENTAで採用しているFCBなのです。なんだかCB750FBみたいなニュアンスですがオイル業界以外の化学の分野の人からするとバレバレのネーミングです^^;。

オイルメーカーさんとのやり取りではお金の話しか出てこないので面白くないのですが化学品メーカーさんとのやり取りはお金の話が出ないので本当に楽しいのです。というかあちらさん自体も僕に対して不思議ちゃん状態なんですわ。「これをその分野で使うの?」みたいな。今回のFCBの最大の狙いは加水分解安定性なのです。それでいてMoDTCを必要としないほどのローフリクション。これはまるでComp-1そのもののようですが、もちろんコストとも戦いました。そして低粘度であること。よく考えると僕はずっとこの3つの問題と戦っている気がします。そこからすると最初期のエフェクターであるComp-1ってやっぱり今もなお僕の中のベンチマークなんだなと改めて思います。ポルシェでいうならComp-1が911でPENTAがボクスターGTSのような存在とでも言いましょうか。911を超えちゃいけないんだけど超えちゃいそう・・・みたいな。

TRILLにしてもそう。いかにComp-1より安くて高性能なものを作るかに取り組んだ結果ですからね。でもTRILLにはComp-1が入っています。実はPENTAにはCompは微塵も入っていないんですよ。これは僕の中では本当にチャレンジでありエポックメーキングなんです。お客様の中でおひとりこれを見抜いた方がおられて「なんでComp-PENTA」じゃないんですか?と・・・。思わずシビレました!!

 Compが入らない分配合量が多いPENTAなのですが正直現在の価格では採算が取れません(涙)本当は高く売りたいんですけどもうこれは性分ですね。言っときますけどうちのラインナップで最高峰でも1500円/1Lのオイルってありませんからねww。有名ハイエンドメーカーさんならVHVIのみの最低クラスで1500円/1Lですよ(汗)ブランド品って凄いなぁと羨ましい限りです。

最後に山口県の2歳の行方不明の男の子が無事に発見保護されて本当に良かったですね!!それにしてもあのボランティアのお爺さん凄いなぁ!!神がかってますよね。ただインタビューする報道陣が若干疑っているような雰囲気だったのが腹立たしかったです。いずれにしても助かって良かったぁ!!この命大事にして人生を思いっきり楽しんで欲しいです。

もうひとつ。ヤマハがロッシとビニャーレスに対して公開謝罪会見を行ったようですね。ECUがいまひとつ希望に沿わないようですがドカティがこのところ調子を上げてきているのでヴァレも気の毒ですね。4位が理想なんて・・・。一方のドカティはホルヘの放出を後悔しているようですね。何しろタンクの形状を変えてから本当に強いですもんね!!来期はマルケスと2強体制となるのでしょうか。それとも当初はRC213Vへの対応に苦労するのかなぁ。いずれにしてもヤマハが本来の強さを取り戻してほしいです。ミシュランタイヤとの相性も良くないようですがワンメイクですから文句言えないですもんね。ロッシ好きの私としては頑張って頂きたいです!!

次回はコストを重視した理想の配合比率について書いてみようと思います。ご参考になりますと幸いです。ではでは!!
by narrowde | 2018-08-17 20:25 | オイル雑学

規格オイルとか純正オイルのココが凄い

 こんばんは!!先ずは改めてお知らせしたい事は私は至って無事であり、日々淡々と仕事をこなしております。セール品の発送も既に始まっております。既にサイトが中断されたことでご心配をおかけしており誠に申し訳ありませんm(_ _)m取引先の担当者までもが心配して駆けつけてくれたのですが、いやいやそうじゃないだろって・・・。連日の無情なまでの被害報道、そして今日もまた池や河川の氾濫。そんな時にオープニングセールなんてお祭り騒ぎ出来ねぇよって事なのです。自民党じゃあるまいし。

いやしかし、自然の猛威って本当に酷いです。怒りのぶつけどころが無いですもんね。ただ改めて気づかされたのは普通に生活できていることの有難さと普通に一緒に暮らしている家族の大切さ。正直最近家庭での存在感が薄い私はこれでは駄目だなと思い知らされました。もっと家族との時間を大切にせなあかんと。まぁ自営業なんで中々難しいのですがそれでもねぇ。しみじみ・・・。

例えば家を買うときにその地域のハザードマップって見たりしますか?これはしまった!と後悔しきりです。アウトじゃん!と。ただどこを見てもあまり安全そうなところってないんですね。一長一短あります。なのでそこでもやはり自分のことよりも将来のある家族のことを考えますね。保育園は大丈夫かなぁとか。ボートでも買っといたほうがいいかなとか。

 考えることは人それぞれだと思いますが、この度被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。一方ではタイの洞窟事故では全員が救出されて良かったですね。ただダイバーの方が1名亡くならてたようで残念です。

さて、話題を変えます。規格オイルや特に純正オイルって比較的軽視されがちですが、やはり技術的な側面では途方もないコストや時間が費やされていてこれはやはり自動車の開発と同じでほぼ連動していると言えます。そして特筆すべきはあまり特異な素材は用いずに開発されるという点でも凄いと思えるのです。いわゆるあまり特異な素材を使うと各社の調達が困難になるからだとも想像するのですが、そういう意味では最も影響力があるのはパッケージ添加剤メーカーであり、粘度指数向上剤メーカーの技術力にかかっているとも言えます。そしてまた時には自動車メーカーとの技術提携(連携)も行われます。時にはというのはあまり連携されていないのが実情のようです。

私なんかが現在もそうですがベースオイルや素材なんかが入手しにくいのは、もうほぼほぼこの業界では内部ネットワークが構築されていて外部に出ないようになっているのだと推測されます。しかも小ロットなんかでは特に不可能に近いです。そういう意味でもこの業界は新規での参入障壁の高い業界と言えます。まぁこのご時世で今さらこの業界に参入しようなんて人はいないでしょうけど。撤退こそあれど。

ベースオイルに関してはグループⅡ、グループⅢが大半を占めグループⅣのPAOが部分的に使用される場面があります。グループⅤが使用されることは稀かと想像します。特にエステルは採用がシビアです。デリケート過ぎるんですね。その反面か元売りや純正以外の第二勢力第三勢力のオイルメーカーではグループⅤが多用されています。うちなんかは自分では第四勢力と自称しています^^;。勢力にもならないか(汗)

というわけで規格オイルや純正オイルというのは今あるもので何とかしようとする点が凄いということを言いたかったのが今日のお題です。次回からはグループvについて少しづつ掘り下げたいと思います。ちなみに今日のお題はエンジンオイルに関することです。工業用オイル等ではグループvも多用されますので誤解の無いようにお願いいたします。

セールは土曜日に再開したいと思っています。いろいろとご心配をおかけして申し訳ありません。後半でゆっくりとご検討頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。あ、そうそう。今回のPENTA等に関するご質問も公開しますので参考にしてください。ではでは!
by narrowde | 2018-07-12 02:26 | オイル雑学

CDオイルで重要なのは灰分なのですからして

 こんにちは。中々投稿出来ず申し訳ありません(汗)しかも今日は月末というのにこんな時間に投稿してて大丈夫なの?って感じですが逆に言うとこんな隙間な時間にしか投稿出来ないのでサラッといっときましょう。

前回の続きですが今回新登場するDLC030に配合されるエフェクターは今さらながらComp-1が主体となるエフェクターなのです。Comp-1といえば当店の主軸であるエフェクターの中でも最も歴史の古いものですが、これなくしてはほぼほぼうちのオイルは成立しませんというくらいに未だに最必需品かつ超秀逸なエフェクターであります。あまりアピールしない私も悪いのですが、エフェクターCompシリーズに共通して特筆すべき性能として実は清浄分散性があります。よって当方のオイルを使用したあとのエンジン内部は本当に綺麗な状態を保ちます。

ところでクリーンディーゼル(以下CD)用のオイルってDPFの目詰まりを防ぐために灰分が厳しく規制されているのはご存知ですよね。その原因となるのが主にカルシウム系の清浄分散剤なのですが、もちろんその代用となる成分も配合されていますがCD用オイルは通常のディーゼルエンジン用オイルに比べて塩基価が低くなっています。要するに清浄分散性能のことです。今回はこれを補うためにComp-1をメインに無灰タイプの多機能添加剤であるMPAとA-NOXを使用しました。この品名にある「A」という文字はASHアッシュ=灰分を意味しまして、正確にはアッシュレスのことを意味します。さらにはベースオイルにPAOを配合することで確かな耐久性能も手に入れております。主となるベースオイルはもちろんVHVIです。これらを効率よく配合することでこのクラスとしてはあまり例のないハイレベルなCDオイルに仕上がりました。

それからもう一点、気になるのはHTHSVですがこれももちろん3.5cP@150℃をクリアしています。ただ、トレンドとしてはHTHSV@150℃が高いと燃費に悪影響となるのでHTHSV@100℃を重視する傾向にあります。今回のオイルではComp-1とA-NOXがそのあたりに重要な役割を果たします。

ちょっと余談ですがACEA C3規格としてはVHVIのみのベースオイルでも十二分に作れるのですがVW504.00/507.00のアプルーバルが割とどのメーカーも区別してリリースしているのはこのアプルーバルにはベースにPAOを使用する必要がある為です。アウディエンジンのランボルギーニなんかも同様の5W-30指定なのでなるほどなと思えるところです。純正だと4000円/Lくらいするんですよね・・・。そんな価格でオイルが売れたら羨ましい限りです^^;。

書けたらまた夜にでも投稿しますがセールは7月1日夜頃スタートを予定しています。メルマガから出品からなので間に合うかなぁ・・・。まぁボチボチ行きましょう。ちなみにGのA+ANも各粘度限定5缶づつでやらかしますので狙ってやってくださいませww。

あ、そうそう。今年ももうすぐ鈴鹿8耐ですが今年は各メーカー各チーム凄い布陣ですね!!そしてMOTO-GPはまもなくアッセンということで今回のセールと同時出品でいよいよアッセンのレギュラーバージョンも初回やらかしで登場します!!これについても語りつくしたいのですが時間があるかなぁ・・・。

それではひとまずこの辺で。
by narrowde | 2018-06-29 17:20 | オイル雑学

オイル表記についての私なりの最終結論

 こんばんは。世間では本当にいろんなことが起こっていますが、モータースポーツ界でも色々と大きなニュースが舞い込んだここ数日でした。先ずはMOTO-GPですがドカティのホルヘロレンソが2連勝!!ロッシも連続の3位入賞!!、そしてF-1ではレッドブルホンダが来季より誕生。そしてルマン24時間でトヨタがワンツーフィニッシュで悲願の初優勝を飾るという快挙!!これによってアロンソは世界三大レースのうちのモナコとルマンを制したことになり残るはインディ500のみとなりました。F-1では不運続きなだけにものすごいリフレッシュになったのではないかと想像します。ロレンソとアロンソの動向が似ているなぁとも思えました。ダニペドロサの後任はジョナサンレイではないかとも噂されましたがロレンソでよかったですね。

サッカーもかなり盛り上がっているみたいですが私は全く興味なしです^^;。怒られそうですね(汗)まぁひとそれぞれです。えらそうに知ったかぶりしているモータースポーツも情報はもっぱらネットの活字媒体であり動画は見ていないという(涙)そんな暇ないのです。もちろん観たいんですけど。

あ、そうそう。昨日のLSPIオイルの件は後日もう少し掘り下げますね。ただ当店の出品している素材のCas-2はダウンサイジング過給機エンジンにはあえて使用しないほうが賢明です。これぞまさにカルシウムスルホネートですから。そういう意味ではMPAが推奨出来ます。これ本当に優れた添加剤です。我ながら良いの持ってくるよなぁと自画自賛ww。こういうチョイス能力というのは本当に毎日そればかりやっている餅屋だからこその能力だと自負しています。そして常にそういうものを追い求めていれば自ずと素晴らしい素材や情報が舞い込んでくるものなのです。これはどんな世界でも共通して言えることだと思います。

さて、やっと本題なのですが別に大した話題じゃありません。昔はよく題材にしたのですがオイルの世界では常に語られる「100%化学合成油」のことです。最近はおかげさまで色んなオイルメーカーさんとお話する機会が増えましてこの件につきましてももちろん話題に挙がるのですが、そんなこちらサイドの情報から導きだした私の結論は(結論ですよ!!)先ず100%というフレーズは意味がないということ。忘れ去ってください(笑)それから化学合成油という表記もほぼほぼVHVI(グループⅢ)であるということ。で、オイルメーカーはそれをわかっていながら化学合成油と表記しているいわば確信犯であるということ。ですから出来れば化学合成油というフレーズも捨て去って頂きたいということです。

これは私のよくある日常での風景ですが「お仕事は何をされているんですか?」と一般の方に聞かれて「オイル屋です」というと、「自分は車が好きなので100%化学合成油しか入れないんですよ。お宅のオイルは100%化学合成油ですか?」と聞かれるので意地悪な私は「100%化学合成油ってどういう意味か説明できますか?」と逆質問するんです。さらに意地悪なことには「ベースオイルはグループ?です?」と・・・。ここの皆さんならなんでもない事でも世の中のほとんどの人はわかっていないんです。いえ、それをどうこういうわけではないのですが、そんな状況ですから騙し放題なわけですわ。もはやそんなことすらどうでもよいことなのですが、というわけで僕としてはただ単純明快にVHVI+PAOですよとかエステルも入ってますよでいいんじゃないかということです。うちの場合はそれでずっと来てます。

そのうえでVHVIって何?という人がいればそこはググるなりしていただいて「なるほど!」と思っていただければ理想的だなぁと思います。そういう意味でもANだのPAOだのと騒いでいる皆さんは本当にオイル好きな少数派なのだと改めて思います。そういった皆さんを顧客にもつ私は本当に幸せ者です。

それから先日のG社大商談会へのご注文どうもありがとうございましたm(_ _)m大商談会というよりは小商談会になってしまった感じですがそれでもさすがGという感じでした。今回の商談会は直送を売りにしたものでしたが、よくよくネットで調べてみると他店でもGの直送やってるんですね・・・。他にも私がやってるようなことをやっている同業者さん意外にも多くてちょっとショックでした。考えることは同じなんだなぁと。まぁただ価格で私に勝てる人はいないというのも確信しました。ただの安物は別として。

最後にこれは皆さんには関係のないことですが、ようやくといいますか明日やっと市役所との新店舗の土地の売買契約が成立しそうです。思えば昨年の9月からの話です。これぞTHEお役所仕事ってやつですわ。その気になれば1日で出来る仕事に9か月もかけるのが役所の人たちです。しかも未だ完全というわけではないのです。耳の痛い人もいるんじゃないでしょうかww。それでは今日はこの辺で。
by narrowde | 2018-06-21 00:11 | オイル雑学


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