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特にクリーンディーゼルエンジン搭載車のオーナー様へ

 こんばんは!今日は昨日と打って変わって冷え込みましたね。明日はもう5℃ほど寒くなりそうです。この寒暖差が春の訪れなのですが皆様体調を崩されませんようご自愛くださいませ。

さて、平成ももうすぐ終わって新しい時代がやってきますが、昨日はイチロー選手が引退を宣言されて驚きました。もちろん私はネットニュースでしかそれを知り得ないのですが野球には全く興味のない私も大きな一つの時代を築いた偉大な選手が引退を決めるというのはこれもまた一つの時代の終わりなんだなぁと感慨深いものがあります。あのイチロー選手でさえも老いるのですから私なんて老いて当然だよなぁとしみじみ・・・。やはり動体視力の問題なのでしょうか。加齢とともにどんどん低下しますよね(涙)とはいってもイチロー選手の場合は超ハイレベルでのお話ですから我々とは次元が違うのだろうと推察します。寂しいですが本当にお疲れ様でした。

アスリートというのは必ず引退する時が来ますね。特にプロスポーツの場合、戦力外通告なんていう冷酷な宣告が待ち受けています。しかもそれが公にされるのですから激しい世界ですね。これを夢見て幼いころから血のにじむ努力を親子で続けるわけですが親からすると子供が引退する時ってどんな気持ちなんでしょう・・・。喪失感、達成感、入り混じって僕なら男泣きします。でもそんな人生いいですね。羨ましいです。

さて、今日のお題は、最近ちょっと「おいおい!」って言いたくなるお問い合わせが多いのが「TRUTHはクリーンディーゼルにも使えますか?」というようなクリーンディーゼルに乗っておられるお客様からのご質問です。もちろん答えはNO!です。クリーンディーゼル車には専用のオイルをご使用ください。国産の小型車ですとほぼほぼDL-1という規格のオイルになります。欧州車だとACEA C3となりますが肝心なのは灰分の量なんです。特に清浄分散剤としてのCaスルホネートが灰分の主役ですのでこれを使わない添加剤処方のオイルになります。これに通常のディーゼルオイルもしくはガソリンディーゼル兼用オイルを入れるとDPFが作動して最終的には多額の出費を支払うことになります。

かといってDL-1よりもACEA C3のほうが灰分の量の規制が若干緩いのですが、DL-1のオイルってしょぼいのしか出回っていなくてあまり選択肢がないのが現状です。そんな中僕がおすすめするのは中国興業さんのシーホースDL-10W-30です。これはなんとPAO配合なので価格の割にかなり高性能なのです。これにTRILLでも奢ってあげればもう非の打ちどころのないクリーンディーゼル用エンジンオイルの完成です。

 次回はこれをもう少し掘り下げてみますね。それでは今日はこの辺で失礼します。
by narrowde | 2019-03-23 01:21 | オイル雑学

エンジンオイルや表面処理、モーター関連に関するコアな情報をお届けします^^v


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