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オイルは自己主張の塊なんです

 こんばんは!偶然あんな動画が飛び込んでみたので珍しく貼ってみました。ロッシは役者でもいけそうですね。ただこれほどの企業にしてはチープな演出だなぁと感じました。MOTO-GPのマシンをあんな陳腐なガレージでロッシがオイル交換するわけないでしょう(汗)設定としてはサーキットのピットなのでしょうけどMOTO-GPのピットはこんなんじゃないし・・・。あまりわかっていない人(要するに広告代理店)が作ったのでしょうね。まぁでもロッシのあんな一面が見れたという意味ではファンとしては大歓迎ですわ。あ、そうそう。ひとつ気づいたのですがロッシは降車する時、足を前から降ろすんですね。あの長い足を。やはり体が柔軟なんですね。トップアスリートは。そうでないと誰もがとっくに亡くなってますよね。250km/h以上で転倒しても怪我をしなかったりするのですから。

 さて、先のセールではエフェクターや素材を大乱売しましたが、「この処方で合ってますか?」みたいなお問合せを多く頂きます。が、基本的には正解なんてないんです。オイルなんてのはまさに自己主張の塊なのです。もちろん私たちこちら側の人間はそういうわけにはいかないのですがエフェクターや素材を駆使しまくる皆さんは自分を信じて処方してください。僕が小売りしている商品同士でしたらネガに化学反応するものは小売りしていません。猛者になるとフルエフェクターで作りましたという方もおられますがOKOK!!楽しんでください。

自己主張の塊というのはプロの世界でもそうでして、何を使うか、何と組み合わせるかなんてことを恐らく皆が日夜格闘しているのだと想像します。だからこそ企業秘密なのでしょうね。だってどれだけお金使って時間使ってるかって話ですからおいそれとは教えませんよね。僕が多用するエステルも脂肪酸とアルコールの化合物ですが音楽で言えば作曲みたいなもので本当に色んな種類があるんです。これなんかも当たり前のものは面白くないのでかなり冒険するわけですが、経験値というのは本当に有難いもので今日となっては私にとってかけがえのない財産(知財)となっています。おかげさまでお金はないんですけど知財として残っております(涙)もちろんこの世界以外ではほとんど役に立たない知識です^^;。まぁでもそんなもんですよね。

そのうちリリースする小冊子では何をどういった理論でどうチョイスしてどう使うかという詳細なところまで掲載します。かしこい人が書く本は難解ですが私のような頭の悪い人間が書くBクラスな小冊子は逆にわかりやすいかもしれません。例えば大学卒レベルの化学者とはアプローチが異なると思うのでなるほど感が高いと思うのです。でもきっちり化学は踏んでますけども、難解ではないということです。でも知見としては同業者の方が読まれても納得していただけるものと自負します。僕の場合は全て実践に基づいていますからわかりやすいのです。実験ではなく実践です。

そんなこんなで先日も少し書きましたが最終着地点は素材メーカーになりたいのです。少なくともエステルじゃありません。エステルはもう星の数ほど世の中に出回っていますから。それに歴史も古いですしね。いまからどうのこうのってものじゃありません。ただ使い方という意味では難しいものだと思います。

我々の世界では耐熱耐熱と言いますが、耐寒というのも同じくらい重要です。それを両立する基油としてはやはりPAOとエステルとなります。極寒地の方々のご要望にお応えできるオイルもリリースしていきます。ご期待ください。それから良い意味で申し訳ありませんがassen-PENTAシリーズもアップデートしております。もはやPENTAではなくなってしまいました(汗)もちろん先のセールでエフェクターPENTAをご用命頂いた方やassen-PENTAをご用命頂いた方々にはアップデートバージョンでお届けします。配合パーセンテージは変わりません。価格も据え置きで頑張ります。ちなみに内容としましてはPAO-10の一部をCompとmPAO150に置換しております。すさまじいアップデートです^^;。というかもうコスト度外視ですわ。自分が満足したいだけかもしれません(笑)今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ただ、まだねぇ・・・まだ何とかしたいんですわ。価格を。アホですなww。

MOTO-GPではロッシの愛弟子のバニャイヤが早くも頭角をあらわしていますね。このひとMOTO-2の1昨年前からすでにMOTO-GP昇格が決まっていたそうです。ルーキーNo1タイトルはほぼ確実ではないかと想像します。ドカティも仕上がりが良さげですし。現代の人はドゥカティというのですかね。僕なんかは村山モータース世代ですから^^;。ベベルのSSからMHR,1000ミレ等色々と触れてきました。F-1パンタが出た時は衝撃でしたが新規の持ち込み車検ではマフラーの熱でアンダーカウルが焦げるというトラブルが多発して新車ということもあっておまけにドカティはカウル等のパーツの価格がとんでもないのでメーカークレームで対策してもらった記憶があります。サイドスタンドも弱くてよく折れましたね。サイドスタンドが8万円くらいしましたよ。ハーレーなら8000円くらいなのに。ハーレーのサイドスタンドは秀逸で荷重がかかるとロックされて跳ね上がらないんですよね。ただ遊びが多すぎて気持ちが悪いのですが。アメリカらしいなぁと思います。

最近ビモータのdb-1が欲しくてたまらない筆者でした。これもカウルがよく溶けたな。それでは今日はこの辺で失礼いたしやす。
by narrowde | 2019-02-13 00:19

エンジンオイルや表面処理、モーター関連に関するコアな情報をお届けします^^v


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