DL-1でもACEA C3が使える場合もありますよ

 こんばんは。台風の影響はいかがでしょうか・・・。こちらは先ほどから雨脚が強くなりました。ただ台風は関東方面へ向かっているんですよね。周辺地域の方のご安全をお祈りいたします。

さて、オイル相談室においてDL-1オイルのハイクラスなのはないの?というお問合せが増えてきているのですが、DL-1(多くは5W-30)の場合低灰分0.6%以下、低リン0.1%以下、HTHSV2.9cP~となっており、要するにDPFの目詰まりを意識した低灰分のオイルで、それほど高い性能を要求していないという点がこのクラスのお車を所有されるユーザーの皆様のご不満を招いているのだと想像します。

もちろん当店のMOD-Lube DL-15W-30でしたらGr3ベースにエフェクター配合ですから中々他に無い仕様ですが、例えばACEA C3の5W-30でも灰分が0.6%以下のものでしたらDL-1に使用されても何ら問題はありません。例えば天下のmobil-1のESPフォーミュラ5W-30はACEA C3~DL-1までほとんどの認証を得ている天下無敵ともいえるオイルです。しかもベースはPAOですからDL-1のユーザーには最高ではないでしょうか。灰分も0.6wt%ときっちり合わせてくるあたりがもうさすがというかなんというか・・・うなりますね。もちろんACEA C3なのでHTHSVも3.5cP(3,58cP)以上あるわけです。もうどこからでもかかっていらっしゃい的なオイルですね。ただ、HTHSVの高さを重視される方は燃費は多少犠牲になることは覚悟しなければなりません。HTHSVが高くなるほど燃費は悪くなります。相反する性能なのです。

まぁ世間が騒ぐほどHTHSVを気にする必要はないと思われますけども。それでもHTHSVが3.5cP以上でなければC3はクリア出来ないわけですから重要ではあります(特に欧州車は)が2輪でもHTHSVは2.9cP~ですからね。

低粘度志向の近年のオイルでは2.6cPで十分とされています。ただこれなんかはエンジン側にも何らかの表面処理も施されてきていますので少し古い車種になると当てはまりません。つまりは表面処理+オイル側の技術ということになるのですがこれが中々現実的には四苦八苦しているようです。「ようです、」なんて外野的に語っている場合ではないのですがそのあたりはうちみたいな弱小でもちゃっかり内側にいます^^;。

今日の話題なんかはメジャー好きなマニアの方には極普通の情報なのですが知らないDL-1ユーザー様には朗報といえるのではないでしょうか。ちなみにリンは多めと言われるACEA規格ですがC3は0.07~0.09に対してDL-1は0.1以下なのでDL-1のほうがリンの規制は緩いんですよね。じゃぁC3のHTHSVは何で稼いでいるの?ということになるのですがそのあたりが技術なんですね。面白いでしょう・・・。

それでは皆様くれぐれも台風の被害が出ませんように。ではまたです。
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by narrowde | 2017-07-04 23:49 | オイル雑学


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