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当社のオイルとエフェクターの役割

 こんばんは。昼間はそこそこ春めいてきましたが夜は一気に冷え込みます。おかげさまでこの冬は一度も風邪をひいたり体調を崩すことなく乗り越えることが出来ました。ヒートテック系の下着を2枚重ね着したこととそして何より一番はネックウォーマーのおかげです。袖のあるジャケットだと作業がやり辛い(肩がこる)のでダウンベストで過ごせたのはネックウォーマーがあればこそでした。あとマスクも必須です。

 今日は森友問題の籠池氏の証人喚問があったようですが、事の善悪は別としてあの籠池氏という人物、凄い人だと思いました。そして何より嫁さんが凄い(汗)夫を戦友だと言い切ったところが夫婦としては素晴らしいと思えたのです。政府を相手に全国生中継で多勢に無勢であそこまで戦える民間人は中々いないと思えるのです。これでもし語ったことが偽証ということであれば本物の悪党か妄想野郎だと思うのですが嘘は言ってないんじゃないかと想像しました。一方では安倍総理の言っていることも事実で、首相夫人の単独やらかしではないかと推測しました。こちらはまさに夫の足を引っ張るタイプの悪妻パターンか。気の毒に・・・。稲田朋美防衛大臣も痛すぎますね。まぁ何にしても女って生き物は色々と面倒くさいっすわ^^;。

 さて、時事ネタは置いておいて、モータースポーツ界のF-1においてはメルセデスの圧倒的な速さの陰に燃料にエンジンオイルを意図的に混入させてパワーアップしているのではないか?という疑惑がレッドブルによって提訴されているようです。ただそのレッドブルも天下のエクソンモービルとタッグを組むことによって今期はメルセデスに肉薄するのではないかという読みもなされています。フェラーリは言わずもがなシェルとの強固なタッグが形成されていますので今期はこの3強で争われるとも。まぁ今さらですがエンジンオイルによる影響も多大であるというわけです。これぞまさに限界領域での戦いです。この3社以外のオイルメーカーは残念ながらデータ不足で追いついていないというような書かれ方さえされています。凄い世界ですね・・・。

各オイルメーカーはもちろんレース毎に帯同してサーキット毎にオイルを調合するので、市販オイル等のコマーシャル等で謡われる「F-1で使用しているオイル」なんてのは恐らくあり得ない話だと想像します。マクロでみればあるかもしれませんがそんなに安易な世界ではないですもんね。ちなみに1レースで使用出来るオイル量は5kgですから5L強になります。ドライバーが1シーズンで使用出来るパワーユニットは4基なのでエンジンをいかに持たせるか、また燃費を稼ぐかという意味でもエンジンオイルの担う役割はとても大きいのです。ただスポンサーになるってレベルじゃないんですね。

 これはもちろん市販のエンジンオイルにも言えることで、うちなんかでも色んなお客様のご意見をお聞きしているとやはりオイルも個々によって違うのだということが本当によくわかります。なので中々ズバリハマるオイルと出会う事って本当に難しいのではないかと思うんですね。そういう意味では当社の各エンジンオイルはひとつの基本形であって、それをさらに個々にフィットさせる為にエフェクターや素材群が存在しているというわけです。そして理想としてはそれを皆様ご自身で探っていただくというのが当店のオイルやエフェクターを選んでいただく醍醐味であると思っています。つまりはそのくらい細かいものだということです。F-1も市販車もそのあたりの考え方って変わらないと思います。もちろん技術的には究極でしょうけど。

 このF-1のオイルの話題も掘り下げるととても興味深いので時間がある時にでも掘り下げたいと思っています。いったい何が配合されているの?とか気になりますよね^^;。まぁでも恐らくレギュレーション上、そこまで特殊な成分って配合されていない気がします。このあたりも当然ながら規定があるんですね。逆を言えば配合される添加剤でそこまで結果が変わるという意味合いとも受け取れます。これ系は入れるな!みたいな・・・。面白そうですね。

それでは作業に戻ります。ではまた。    
by narrowde | 2017-03-23 22:27 | オイル雑学

エンジンオイルや表面処理、モーター関連に関するコアな情報をお届けします^^v


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